kyupinの日記 気が向けば更新

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kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
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エルフェンリートのオープニング主題歌「Lilium」

 

 

2004年に発表されたエルフェンリートというアニメにLiliumと言うとても美しく神秘的な主題歌がある。これは聖書から引用されたラテン語の歌詞で、なんと日本人の音楽ユニットにより作詞作曲されている。

 

この楽曲はさまざまなキリスト教の宗派を超えた讃美歌となっている。これは日本人が作ったからこそだと思う。

 

なお、アニメタイトルのエルフェンリートとは、妖精(エルフ)の歌という意味である。

 

この元のアニメ内容だが、いわゆるスプラッター系と言われるジャンルで、あまりに残虐なので、余程好きな人以外は観ない方が良い。自分には到底耐えられないのでもちろん観ていない(怖い映画は苦手。例えばエイリアンとかバイオハザード)

 

とは言え、内容は気になるので、病院職員でアニメ好きの人に紹介したところ、なんと海外からDVDを取り寄せて観たと言う。どうも、本質は差別を扱ったものらしい。色々、他にもあったがもう忘れた。

 

 

男性のLiliumのカバー。男性でもこのくらい歌える人がいる。

 

 

ハープを演奏しながら歌っている。

 

このアニメ、讃美歌とも日本人にはほとんど知られていないが、ヨーロッパでは非常に評価が高い作品らしい。

 

なお、アニメと漫画では終わり方が異なっていると言う。いずれにせよ、セカンドシーズンへの含みを持たせた結末なので、欧米のファンはそれを待ちわびていると言う話である。(出るわけがないが)

 

 

 

このアニメは鎌倉、江ノ島あたりが舞台になっている。聖地巡礼の動画。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔はよく行われていたが、今はむしろ身体に良くないとされているもの

子供の頃、クラブ活動で運動中は水を飲んではいけないと言われていた。この根拠は諸説あるが、クラブ活動の監督は「水を飲むと血液が薄まり疲れやすくなる」と言っていた。血液中のブドウ糖が下がると言っていたのかもしれない。

 

子供だったこともあるのか、先生にそんな風に言い含められると、こっそり水を飲むと本当に疲れが出たものだ。

 

この話は今は完全に否定されているどころか、真反対の禁忌事項になってしまった。いつ頃からそうなったかは知らない。

 

今回、ワールドカップサッカーの本戦では、前半、後半の真ん中あたりで給水タイムが設けられていた。前半、後半とも23分目くらいである。そのため、ロスタイムがかなり長くなった。時代も変わるものである。

 

この給水タイムだが、この時間を利用してテレビCMをいれられるので、アメリカ的な発想である。

 

野球はテレビで放映する際、攻守交代やピッチャー交代の時にCMを入れやすく、非常に都合が良い。まるでテレビ向けに設計されたスポーツのようである。

 

一方、サッカーはそうではなく、給水タイムでも入れないと、ハーフタイムくらいしかCMを入れられない。走りっぱなしのスポーツだからである。実際、アメリカでサッカーの試合中にCMを入れたために、その試合唯一の得点が入ったこともあったと言う。

 

いずれにせよ、今、スポーツクラブの指導者が運動中に給水を禁じ、生徒が熱中症になった日には、裁判で責任を追求されるであろう。

 

子供時代に普通にあったことで、今は完全に否定されているものでは、「うさぎ跳び」なども挙げられる。うさぎ跳びは膝関節など、関節を痛めそうなところがいくつかある。他、上体起こしも状況によれば腰などを痛めそうである。

 

実は精神科でもかつては推奨されていたが、今は否定されていることがある。最も知られているのは、過換気症候群のペーパーバックの対応であろう。

 

これはおそらく過換気により炭酸ガスを吐きすぎて呼吸性アルカローシスに至るのを避けたいと思ったからであろう(炭酸ガスは酸性)。

 

実に理論的な対応に見えるが、酸欠や症状悪化、窒息の危険性が高いので、今は否定されている。

 

これは1989年、過換気症候群でのペーパーバックの危険性を指摘した論文が出たことにより常識が変わったのである。

 

 

 

 

 

 

現在の中核病院と個人クリニックでのマスク着用状況

 

 

2020年初め頃からの新型コロナ流行後、日本国内では未だにマスク着用者が多い。市役所やデパートなどのある程度公共の場所では、勤めている人たちは結構マスクをしている。訪問者、お客さんの着用率はそこそこだが、それでも着用している人も多い印象である。

 

これは海外とは全く光景が違っていて、日本人はかなり特殊だと思う。僕は2020年から2022年まで海外に行くのを中止し2023年に海外に久々に出かけた。最も驚いたのは、全くと言って良いほどマスク着用者がいなかったことである。

 

僕は感染症にかかると普通の人より長患いになるので、今でも人が密集する場所、例えば機内などではマスクを着用するようにしている。

 

医療現場もずっとマスク着用必須が続いていたが、2026年6月にたまたま中核病院に行った時、マスクをするかどうかは個人に判断を任せるような張り紙があり驚いた。無理にマスクを着用しなくても良いと言っているのである。

 

しかし、中核病院はほぼ全ての診療科があるわけで、何らかの感染をしている人たちが待合室を含め多いはずである。そういうこともあるのか、その日、広い待合室ではマスクをしていない人がほとんどいなかった。現在、マスクは自分を守るために着用するスタンスだと思う。

 

異常と言うレベルで常時マスクをしていることは、おそらく健康にマイナスになりそうである。なぜなら、様々な細菌やウイルスに晒されることで免疫が強化される面があるからである。特に子供などはそうだと思う。

 

日本もようやく世界の平均レベルに近づいたと言える。なお、厚生労働省は、2023年3月13日からマスクは個人の判断に任せると言うアナウンスをしている。ただし、医療機関従事者はマスク着用を推奨している。

 

<医療機関や高齢者施設などの対応>
○高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。

 

 

最近、ある個人クリニックの整形外科を受診したところ、待合室に「マスク着用は個人の判断で良い」といった張り紙を見た。写真を撮りたかったが医療機関では撮影禁止が多い。少し遅れて中核病院と同じ方針になったようであった。しかし、内科系の個人クリニックでは今もマスク着用を強制されていることが多い。一方、内科クリニックの院外薬局ではマスク強制ではなさそうに見える。

 

確かに整形外科クリニックでは、内科より感染リスクが低そうではあるが、ほとんど90%の人たちがマスクを着用していた。

 

個人的には、今の時期、異常に暑いので、マスクをしないで済むならその方が助かると言った感じである。

 

現在の個人の医療機関のマスク着用状況だが、徐々に緩められてはいるものの、まだマスク着用が普通といった感じだと思う。

 

参考

 

 

僻地の精神科病院の苦境について

 

 

 

精神科病院の入院患者数が減少し、次第に多くの病院が経営的苦境に陥るだろうという見通しの記事を過去に何度かアップしている。今回は特に都市部から離れた僻地に立地する精神科病院の話。

 

たまに秘境にある旅館に宿泊することがあるが、よく思うことは、「このような僻地に良い料理人が来てくれるのだろうか?」と言う疑問である。

 

それでも、その旅館が僻地にあってもそこそこ大きい市町村(人口5万人くらい)が近くにあるかどうかで全然違う。30〜40km以内くらいにその市町村があれば通うこともできるので、まだ良い料理人が来てくれる可能性がある。それは家族と一緒に住み、自宅から通うことも可能だからである。

 

それを超えた秘境のような立地だと、プロフェッショナルな料理人などいないので、普通に田舎のおばちゃんが料理を作っている。その結果、しばしば食材を台無しにした料理を出されることになる。

 

笑い話ではなく、生きた伊勢海老や鮑を料理したがために、こちらが残念に思ったことは何度もある。あれなら何もせず刺身の方がずっと良かった。しかし刺身ばかりというわけにもいかないのが難点である。

 

これと同じような事態が僻地の民間精神科病院で普通に起こっている。精神科医はいない、看護師はいない、補助看護師さんはいない、という三重苦である。入院患者さんもいないと言う四重苦でもある。その地域が人口減少し、働ける人も減っているのに当たり前である。

 

ここ20年くらいで日本人が田舎に住みたがらない傾向が一層強くなっていると思う。従って、医師の都市部への偏在も起こりやすいし、精神医療に限らず、僻地の医療インフラを整えることは一層困難になりつつある。

 

医師が田舎に住みたがらないのは、1つは子供の教育の問題がある。研修医制度や医局の力が衰えたことも関係している。医師のマインドとして、とてつもない田舎で若い時期の数年を過ごすことは人生の損失と考えることもある。

 

僻地は今後更に人口が減少し、医療だけでなく、道路、水道、電気、通信などのインフラを維持する国の経済的余裕もなくなっていくのでは?と思う。

 

医療法で定められた最低限の人員配置標準(医師や看護師など最低限必要な人数)を満たしていない病院を標欠病院と呼ぶ。ずっと以前は、東北地方に標欠病院が相対的に多いと言われていた。標欠病院は診療報酬的にペナルティが課せられるが、真に廃院になるかと言うと、その地方の大きな医療インフラではあるので、なんとか生存していた、させていたと言うべきか。当時、東方地方に多かったと言うのは、多分そう言うことなんだろう。

 

しかし、長期入院の高齢の統合失調症の患者さんが概ね亡くなってしまう時代、今はまさにそれに近いが、僻地の精神科病院は入院患者数を大幅に減らすか、思い切って廃院するかどちらの選択を迫られるであろう。

 

近い将来、そうならざるを得ない状況にある。

 

現在、真に人口が増えている大都市は日本国内には僅かなので、多くの地方都市の精神科病院も、やがて同じような苦境に陥ると思われる。

 

現在のほとんどの統合失調症の患者さんは、長期入院などしなくても良い時代である。

 

また、統合失調症以外の精神疾患の患者さんを集めても、現在の病床数を充足することなど到底無理と言うことももちろんある。

 

ブログを始めて20年経ったことなど

 

このブログは2006年7月11日に始めたので、昨日でちょうど20年目だった。当初はアップロードする記事も多かったが次第に少なくなり、ここ数年は1ヶ月に8から10の記事をアップしている。

 

最初は書くことが楽で、その気になれば1日にいくつもアップできたが、今はそこまでのエネルギーがない。最近も自分でも「昔、書いたような記事だな」と思いつつ、容易にキーワードで過去ログが検索できないのもあり、そのままアップすることが多い。従って比較的似ている過去ログがある。20年も経てばある程度は仕方ない。それでも今でも新しい内容の記事はある。

 

 

上は現在のメンタルヘルスのランキングで、今は1位になることはまずないが、10位以内にはいることが多い。アップするペースがゆっくりなのでその間は少し下がる繰り返しである。

 

ブログを始めた当初、メンタルヘルスの記事がまだ少なかったのもあり、ずっとメンタルヘルス部門で1位だった。また、メンタルヘルスと洋楽に登録していたため、メンタルヘルスはまだしも洋楽の部門は永遠という感じで1位だったので、洋楽の人たちに迷惑をかけていると思い洋楽の登録を外した。だって碌に洋楽の記事をアップしないのに、いつも1位と言うのはおかしい。

 

 

これは1日毎のアクセス数の推移。始めた当初はこのレベルの数ではなかった。今はこのブログがマンネリ化しているのもあるが、ブログがSNSの主流ではなくなったのもあると思う。

 

今はごく短いセンテンスで思っていることや気づいたことを書くX(旧ツィッター)やInstagram、TikTokなどを使う人が多い。あとは1つの記事ごとに書くNOTEなどがよく利用されている。特にメンタルヘルスは自分のようにブログではなく、Xで多くのツィート?をアップしているアカウントが多く、それが主流になっていると感じる。ブログはペースが遅くて現代風ではないんだと思う。

 

最近、メンタルヘルスと全く異なるジャンルのXのアカウントを持っていると書いた。自分がメンタルヘルスのXのアカウントを作るイメージはしたことがあるが、このブログがある以上、双方を並行して続けるのは無理だと思った。それはやはりブログとXではメンタルヘルスでも触れる内容が少し違うからである。

 

結局、少し考えた末、今のままゆったりメンタルヘルスのブログだけを続けることにしたのである。

 

 

これは最近に記事にアクセス数のランキング。

 

 

これはどこからこのブログに来たかとか、アクセスしたデバイスの割合。今はパソコンが約12%とあまりない。そう言えば、コメディカルスタッフの部屋のパソコンを扱う用事があり、誰かブログを閲覧していることを初めて知り少し驚いた。まあコメディカルスタッフはWebを検索する機会が多いと思うので、たまたまこのブログに辿り着く確率は高いと思う。

 

 

これは「いいね!」の履歴。自分でいうのもなんだが、このブログは順位の割に「いいね!」がつく数が多い。他のメンタルヘルスのブログは高い順位でもなぜかさほど「いいね!」数が多くない。

 

他、この機会に書いておくが、このブログのコメントに返信しない理由。これは荒らし目的のコメントが多い時期があり、話が通じない人に返信してもキリがないと思ったことが1つ。

 

また特定の人だけ返信するのは返信しない人の心証が悪いので、全てコメントしないことにしたのである。他、個別にコメントを返すのは調べないといけないこともあり時間も取られるので、それくらいなら1つでも多くの記事をアップした方が多くの読者にはメリットだろうと思ったことがある。

 

このブログの特徴の1つは、書籍で調べても触れていない記事もあることだと思う。これは主観的な内容のこともあるし、普段はほとんど言及されないような些細な気づきのようなものもある。

 

このブログを始めた当時、メンタルヘルスの医療業界は、なんだか胡散臭いものと思われていたところがあり、精神科医療は一般にはよく理解されていなかった。

 

一般にもマスコミにも、反精神医学的思想が今よりずっと強く、精神医療業界と患者さんの間に現在よりずっと断層があるように感じていた。

 

当初、このブログを続けることで、その構造を大きく変えることは難しいと感じていたが、20年経ってみると、その断層は現在でもあるが、かつてほど大きくはないように思う。

 

今となってみると、20年間、このブログを続けたことはそれらに多少は貢献したかもしれないと感じている。

 

それが正しいかどうかはわからないが、僕にとって幾らかでもそう思えるだけで十分である。

 

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