我が子の友達がこれまで我が家に何度来たか数知れないが、家庭環境によって本当に色々食べている子と、そうでない子の差が激しいと感じてきた。
最近うちに来る娘の友達は、うちにランチや夕飯に来たがるのであるが、食べたことがないものが多すぎて、結局ほとんど手をつけないで帰る。

カルボナーラが好きと言うから出したが、2口程だった。
後日、娘から「瓶に入っているカルボナーラソースしか食べたことがなくて、あんなに濃い味のカルボナーラを食べたことがなかった」と聞いた。

ほな、普段は何を食べているのか?と聞いたら、とにかくスーパーに売っているものか、ピザ屋とか外食産業チェーン店のもの、又は学校のフードコートで買う以外のものを食べる事がないとのことだった。
お母さんは仕事と子4人を一人で育てている。
かつ週末はデートがあるから、子供は金曜日の放課後から、それぞれの父親の家に行き、金曜日の夕方から日曜日の夕方までは彼氏が家に来るため掃除をせねばならない。
キッチンに立つ時間はない。
冷蔵庫から出したものをオーブンにいれて食べ、兄弟は食べる時間もバラバラ、各自部屋で食べる。
一番下の子供が4歳であるから、この子の分はお母さんが冷凍ピザかチキンナゲットを出す。

母親の家にいても、父親の家にいても、食べるものは市販のパスタサラダか冷凍ピザ、チキンナゲット、冷凍フライドポテト、後は出前というサイクルで、5種類くらいくらいを回して食べている。
父親の家に泊まって帰ってきたら、また母親の家でピザ…ということは普通で、出されたものに不満はないし、言ってはいけないと言っていた。

しかし、こういう食環境にある子供だけでなく、同僚は珍しくない。
カナリア諸島のイギリス人が多く行くリゾート地には、イギリス料理を出すパブやカフェもある。
そして必ず混んでいる。
つまり、ずっと食べてきたものに飽きないし、食べてみようという好奇心も、もう完全に持ち合わせていない環境に長らくいたら、多分そうなるのかも知れない。

今日も夕飯に来たいと言っていたが、やんわり断った。
ほうれん草カレーを作る予定で、それを食べるとは思えなかったからである。
食べるかもしれない。
けど、ピザ生地から焼いたピザも食べなかった。
多分、興味はあるけど無理なんだと思う。

昨日は27℃の暑さに。
体を冷やすパスタサラダ。


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