私は時々ポーランド食材を買うため、ポーランド人によるポーランド人の為のポーリッシュスーパーに行く。
もう7年位通ってきたが英語表記が全くされておらず、しかも英語が通じる人がレジに一人だけいたらラッキーで、いない時も多く、とにかく精肉カウンターで肉類を買うときは肉担当の英語が全く通じないおばちゃんに、指差ししながら肉を選び、何か言われるが多分それは重さを聞かれていると勝手に想像し、両手で欲しい幅を見せると、おばちゃんが又何か言うてくれて、包丁を肉の上に置きながら「これくらいか?」だと推測される言葉を聞いてくるから、私は頷く…これを繰り返す無音のやり取りで肉やお菓子を買う。
そして、そのやり取りをポーランド人の方々が無表情で見ている…というのが毎回の買い方。

7年通い、最近やっとサンキューを言われるようになったが、それまではレジを終えると無言で立ち去られていたし、歓迎されていない感じで居心地が悪いまま7年来たが、ポーランドに行った時に感じた事は、接客文化の違いがあるなと感じ、以来気にならなくなった。
私はイギリスで20年アパレルをやってきたから特に、店に入ってきたお客様には必ずハローを言うし、買わないお客様であれ立ち去る時にはサンキューを言う。
これはもう癖であって、必ず目をみて笑顔でハローが勝手に出てくる呼吸と同じようなものである。

とはいえイギリス…店員さんがめちゃくちゃフレンドリーである時と、何か投げたろか…と思うほど無愛想で無視に近い接客にあたることもあるが、ポーランドの小売店には無駄な愛想がないというのが、私が受けた印象だった。
だから未だ居心地は悪いままポーランド食材の店に行き、愛想もクソもない接客を受ける。

そんな先日、夫が一人でポーランド食材を買いに行った。
ハムやらチーズやら、とにかくめちゃくちゃ買ってきた。
私は思わず「よう買えたな、あの通じひん雰囲気で…」と言うと、夫が「とりあえずコレ&コレ…&コレ」とひたすら指差していきながら買ったと言った。

精肉カウンターのおばちゃん達はここに暮らしてはいるが、仕事では英語を必要とはしない。
それゆえ、全然話せなくても生活できるのだと思うが、私など英語が話せない=頭が悪い という屈辱を味わい過ぎたおかげで、聞き返される事に未だ敏感になってしまう。
おばちゃんを見習ってもよいのかも知れない。
また、明日もカンパーニュを買いに行く。

先日の娘のおやつ。
後どれだけ一緒に過ごせるかわからない年頃の娘が愛おしくてタマラン私は、こんなもので気を引く。


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