少子化と言いますが、その少子化の影響をモロに受ける業界の一つに僕らみたいな小児科クリニックがあります。

 

他にも学習塾とか保育園とか学校とかもそうでしょう。

 

ただ他と違うのは僕ら医療機関ってのは単価を勝手に上げることができないってこと。

 

 

僕が開業している川崎市は、10年前15000人だった年間出生数が去年は10000人を切ってるそうです。

 

単純に子供の数が3分の2になったわけで、単純に考えて小児科に来る子供の数も3分の2になる、、、確かに10年前と比べればそうかもしれない。

1日120人くらい平均してきてた患者数が、今では100人を切ることも珍しくない。

 

なんでかなと思ってたけど普通に子供の数が減ってるからだったわけ。

 

 

患者数が3分の2になったってことは売上も3分の2になる計算です。

 

なぜなら診療報酬がかれこれ30年以上横ばいだからです。

 

でも物価は上がるし人件費だって上がる、単純に損失が大きくふくれていったのがこの10年だったわけです。

 

 

今後もっとジリ貧になっていくことは目に見えてるから、全国の小児科クリニックは色んな工夫を迫られるわけです。

 

シンプルにリストラして経費を減らす人。

僕みたいに会社を作って副業する人(←少数派)。

自費診療をしまくって稼ごうとする人。

 

この3つめが問題で、困ったあげく様々な高額な詐欺まがいの自費診療に手を出す小児科が増えてきてるから気をつけなければなりません。

 

代表格が「キッズ脱毛」と「頭のかたち矯正ヘルメット」です。

 

みなさんの周囲の小児科がこれを始めたら、そこはもう経営危機で末期かもしれない。

 

 

ちなみに起業して医者以外の収入を作ろうとしている僕なども、まあ失敗の連続ですわ。

 

社長は難しい・・・

 

 

なにしろ子供がこれからもどんどん減ってくわけで、その子供を相手にした商売は今後どう考えてもジリ貧になっていく。

 

今年50になる僕が、いったい何歳まで小児科医をやってるのかな。。。