現在私の周りで

サッカーW杯のテレビ中継を

生観戦している人は

ほとんどいません。

 

だってほら・・・

 

スコットランドは

決勝トーナメントに

残ることなく

敗退しちゃったし・・・

 

 

 

毎朝顔を合わせる皆様は

日の出とともに仕事を開始する

牧場関係者の方々だし・・・

 

一応念のため年若い羊飼い氏に

「もしもスコットランドが

決勝トーナメントに

進出していたら午前1時の

キックオフに付き合いました?」

と質問をしたら割と怖い顔で

「そういう有り得ない仮定

止めてもらえる?」と叱られ・・・

 

スコットランド代表は

W杯でも欧州選手権でも

ここまで常に

グループリーグで

敗退しているのです、

これは確かに

私がよくなかったです。

 

頼みの綱は私のお散歩仲間の

毒舌夫人(年季の入った

フットボールファン)ですけど

あの方現在怪我からの回復中だし

それでもイングランド対

メキシコ戦の前に念のため

「まさかテレビ中継

ご覧になります?」と

テキストで探りを入れたら

「キックオフ午前1時は無理よ。

私は素直に寝て、ハイライトだけ

明日のニュースで確認します」

 

まあそうだよな、と思っていたら。

 

試合当日というか翌日

月曜のお昼ごろに連絡が来て

「昨日の夜、布団に入ってから

筋肉痛が出てね・・・

ベッドで横になっているのが

辛かったから家の中を歩いて

筋肉をなだめる作戦に出たの。

それで時計を見たら

1時45分でね?イングランド戦の

前半の得点だけ観ようって思って

テレビをつけたのよ、そうしたら

キックオフが1時間遅れていて

・・・だから試合の

冒頭だけ観ることにしたのね?」

 

「冒頭だけで済んだんですか?」

 

「済むわけないじゃない、

だってべリンガムが

すごかったじゃない、

ハーフタイムの時点で

心拍数爆上がりよ、

ベッドに帰っても

寝られるわけないでしょ?

素直に台所でお茶を入れて

試合終了まで

テレビに嚙り付きました」

 

 

 

 

こちらの試合、毒舌夫人

(生粋スコットランド人)は

なんとイングランドを

応援したそうで

「だってイングランド代表が

宿泊したホテルの周りで

メキシコのサポーターが

何をしたか見たでしょ?

私はああいうのは許せないの!

フットボール精神にもとるわ!

というわけで今回ばかりは

イングランドを応援しました、

偏見なく言えばいいチームね

あの11人、途中から10人は」

 

またどちらのチームを

贔屓するかしないか以前の話として

「何より試合それ自体がね、

いい試合だったわ、あれこそ

フットボールって感じのゲーム!」

 

なお奥様はイングランド代表は

高地順応対策として

「試合前とハーフタイムに

ガンガン酸素を吸って

血中の酸素濃度を上げたと思うわ」

 

「ははあ?」

 

「試合後のケインの声を

聞いたでしょ?

あれはね、酸素の吸い過ぎ!

入院中散々酸素を吸わされて

声が出なくなった私が

言うんだから間違いないわよ!」

 

 

 

 

ともあれそんな毒舌夫人、

トランプ大統領による

レッドカード介入については

フットボールの哲学

まったく理解していない人ね」

 

でもトランプ大統領のアレで

世界のフットボール愛好家は

一気に団結しベルギーの

応援にまわった感じですよね。

 

『親が一時滞在ビザで米国に

滞在している際に生まれた子に

米国籍は与えるべきでない』と

現在トランプ氏は

主張していらっしゃいますが

渦中のバログン選手は

まさにそのような状態で生まれ

米国籍を取得した人物。

 

・・・陰謀論者の血が騒ぎます。

 

でもほら、アメリカが

敗退するなりトランプ氏は

イランでまたナニを

アレし始めちゃわれましたし

流石の私もあまりに不謹慎な

発言は控えたいところ。

 

というか齢80を超える

大怪我から回復中の

一人暮らしのご婦人が

サッカー見たさに

深夜屋内を徘徊するって

どういうことなんでしょうか。

 

 

そんなわけでアメリカ敗退

 

私には夢がありました・・・

 

もしもアメリカが勝ち残り

決勝まで到達し

そして決勝カードの相手が

イングランドとなっていたなら・・・

 

イングランド代表は前代未聞の

『世界に応援されるチーム』に

なっていただろう、という夢が・・・

 

いやだって私は知っているんだ

決勝戦がイングランド対

ベルギーになったら

少なくともスコットランドの

フットボールファンの皆様は

「遠縁がベルギー人で」とか

「ベルギービールが好きだから」とか

「ワッフルに最近目覚めて」とか

適当な理由をつけて

ベルギーの応援に回るでしょ?

 

世界の八割は

「まあ今回はベルギー

応援で」ってなるでしょ?

 

世界に君臨する一大ヒール集団、

それが私の贔屓する

イングランド代表の

姿なのでございます

 

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