怪我から順調に回復中の

わがお散歩仲間の毒舌夫人。

 

近所の牧場主奥様が

先日お見舞いに行ったら

ちょうど行政が提供する

公的ケアサービスの関係者が

訪れていたそうで、

毒舌夫人はこの人に

「本来だったら退院翌日から

ケアサービスが

受けられるはずなのに

何故2週間私はそちらと

連絡がつかなかったのか」を

とても力強く生き生きと

問い詰めていらしたそうです。

 

お元気になられて何よりです。

 

 

まあ毒舌夫人の指摘も

もっともなところはありまして、

なんかどうも病院と行政の間の

連絡がうまく通らなかった

みたいなんですよね。

 

「退院直後の私はまともに歩けず

腕さえも使えなかったんですよ、

それを2週間放っておくなんて、

私はたまたま周囲に

友人がいたからなんとか

助けてもらいましたけど、

こんなんじゃいつか

事故が起きます、

再発防止をお願いします!」

 

毒舌夫人の言葉を

担当者は真剣な顔をして

受け止めつつ、しかしあちらも

場数を踏んでいらっしゃる、

「成程その通りですね、

でもそうですか、奥様はお友達に

恵まれていらっしゃるんですね」

 

「まあそうですね、自分で

言うのもなんですけど

わたくしの周りの人は皆さん

親切で献身的な人ばかり」

 

「はあ、たとえば今

こちらにいらっしゃる

お見舞いの方なんかも」

 

そう言って担当者さんが

牧場主奥様のことを示すと

「ええ彼女は私が退院した

当日にも家に来てくれました、

もう長い付き合いでね、

彼女が差し入れをしてくれたから

私はなんとかなったようなもので」

 

そこから毒舌夫人は

お見舞いに来てくれた人の

名前を挙げていき

担当者さんはそれにいちいち

大きく相槌を打ち(『ああ!

お庭の手入れをしてくださる

お友達もいらっしゃるんですね!

だから庭が荒れていないんだ!』)

(プロだよこの人は)

その流れで私の名前も出たそうで

「それでね、あとよく

話し相手に来てくれるのが

Norizoって人でね、この人は

名前からわかると思うけど

日本人なの、あ、でもね、

日本人と聞いて

あなたが想像するような人では

まったくありませんからね」

 

何だそれは!

 

横で話を聞いていた

牧場主奥様もこれには

思わず口を挟んだそうで

「ちょっとアナタ何を言ってるのよ」

 

「いやだってアナタ、

日本人のイメージってほら、

小柄で華奢で

ニコニコしていて

当たり障りがない感じでしょ?

Norizoって・・・ねえ・・・

違うじゃない・・・

まず背が高いでしょ?」

 

「まあ確かに低くはないわね」

 

「私と同じくらい

背丈があるわよね?」

 

この話を私にしてくれた

牧場主奥様はそこで重々しく

「アンタほど

ノッポなわけないでしょ!

って私はそこで

毒舌夫人ちゃんに

言っておきましたからね」

 

「・・・それは・・・

ありがとうございます・・・?

いやあの、私の背が高いことは

ともかくとして、毒舌夫人も

まあ大柄な方ではありますけど、

そんな言うほどですかね?」

 

いや確かに私(170センチ)より

ちょっと高めではあるんですけど。

 

どうも私は女性の身長

168センチから178センチくらいまでを

ひとくくりにする感覚があるらしく

(『背が高い』でひとくくり、

179センチ以上は『すごく背が高い』

159センチ以下が『小柄』

160-166センチは『小柄じゃない』

自分で書いていて思いましたが

私は物事の捉え方が大雑把すぎる)、

あとほら、毒舌夫人は

ご壮健でいらっしゃるとは言え

やはり全盛期より多少背が

縮んでいらっしゃるところもあるかと。

 

しかしこの話には

学びがあったのでございます、

英国における

日本人女性のイメージはいまだに

『小柄で華奢でニコニコ』、

そして私はそういう感じではない。

 

・・・どういう感じ・・・

 

なんでしょうね・・・?

 

 

いやあ・・・

なんなんでしょうね・・・?と

目をそらしながらの

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