うっかり使用すると

階下のキッチンに水が漏れる

わが夫(英国人)の実家の

2階のシャワー。

 

ちょっと覗いてみたら

足元部分の床板というか

タイルというかが

何枚か剥がれていて

足元注意はヨイカ!

ヨクナイ!みたいな有様で・・・

 

 

 

 

衛生と引き換えに安全を

諦めたくはないっていうか・・・

 

 

ただ冒険心の強いわが夫は

夫の父、すなわち

わが義父(白色シュレック)が

ここのシャワーを使った後に

自分もそこで体を洗ったんですよ。

 

二人分の水の量に

排水口も驚いたのでしょう、

台所の漏水の勢いが

普段の倍になりまして・・・

 

台所といっても

英国の田舎風で広いんですよ、

中央には大きな食卓が

鎮座している感じで。

 

水漏れはそのテーブルのわき、

床に敷かれている絨毯を

直撃する感じでいつも起きるのが

この時は落水がどんどん

テーブルに近づいてきて

最後にはテーブルクロスを

濡らすようになって・・・

 

さて既婚者の皆様には

ご同意いただけますでしょう、

嫁ぎ先を訪問した際に

先方の生活様式や常識について

あれやこれや言ってしまうのは

マナー違反中のマナー違反。

 

それだけはやってはいけない。

 

この前提を踏まえた上で

わが夫の実家で

このような水漏れが

観測されるようになって

すでに2年が経過

・・・私以外の皆様は

この漏水状況に

すっかり慣れているらしく

誰一人として動揺しない。

 

故に私は礼儀作法の観点から

あれやこれや言ってはいけない。

 

しかしこれは・・・

 

しかしこれは

生活排水、汚水ですぜ?

 

一計を案じた私は

テキパキとした腰の軽い

嫁を装い屈託のない笑顔で

「あらあら、水を受ける

バケツはどこですか?」

 

絨毯の上にはバケツを、

テーブルクロスの上には

新聞紙を敷いて応急処置。

 

でも新聞紙から水はどんどん

テーブルクロスに沁みていくし、

衛生学のテストだったら

ここで食事を

するのは落第だろうな・・・

 

 

いやいや世の中には

もっと不衛生な状況で

食事をせざるを得ない人は

たくさんいる、過度の衛生を

求めるのはある意味傲慢、

しかしこれは『過度』か?

 

健康で衛生的な

最低限度の生活とは一体何か。

 

そんな思索をつまみに

食事を強行した私です。

 

その後もお腹は壊していません。

 

胃腸が丈夫でよかったです。

 

 

シャワーを利用した夫に

足元は大丈夫だったか尋ねたら

「気をつけないと駄目でした」

 

「2階の床板と1回の天井が

一部貫通しているものな、

つまり2階部分には

穴が開いているってことだろ」

 

「そう、気をつけないと

下の階にいる人から

僕のとても私的な部分を

直視されてしまいます」

 

「・・・なんだって?」

 

「1回の人も

気をつけないと駄目ですよ、

迂闊に上を見上げたら

とんでもない角度から

見たくもないものを

見る羽目に陥りますよ」

 

 

日常に生活にスリルを

求める人にこそお勧めしたい

シャワー状況でございます

 

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