本日は文章はおまけ。
フクロウ写真を
楽しんでいただければ。
そんなわけで3年ぶりに
庭先でフクロウの子供を
発見したわが夫(英国人)。
「・・・フクロウというのは
その年の餌、つまりネズミの
繁殖数を見越して
自分のヒナの数を決めると
どこかで聞いたことがある。
今年は暖冬、ネズミ大豊作(※)、
ということはフクロウヒナは
複数いると考えるのが
道理ではないか?」
※ 本年のネズミ豊作を信じる根拠
その1:猫兄弟の動向から
その2:家の壁裏の物音から ※
「確かにそうですね。
前回(2017年)は確か
ヒナが4羽いましたものね。
ちょっと周囲を探してみましょう」
で、この最初のヒナのいた
りんごの木の周辺を
夫と手分けして
あちこち見て回ったのですが
「いないなあ。あれだよな、
いるとしたら木の梢だよな」
「そうですね、でもここらへん、
リンゴの木の他には
適当な高さの木が
ないんですよね、
大木の枝にはまだ
よじ登れない
大きさだと思いますし・・・」
そう、前回の記憶をたどっても
フクロウのヒナは最初
地面に近いところに登場し、
日が経つにつれだんだんと
その『止まり処』を高くしていって、
低木から大木に移動し
最終的にそうした大きな木の
葉の影に姿を隠していった、という。
「うーん、この子だけ
群れからはぐれちゃったのかな」
「はぐれたにしては
堂々とした面構えですよね。
でも本当に他のフクロウは
どこにいるんでしょう、
母フクロウの姿も見えませんし。
もしかして『この子ならひとりで
元気に育っていけるはず』
みたいな判断を
下されちゃったんでしょうか
・・・あ、妻ちゃん、
僕、2羽目を見つけました」
どこに!
ここに。
これはまたいい保護色。
「しかしこの2羽、
お互いずいぶん離れているな。
この間は4羽が全員同じ木に
とまっていたと思うんだが」
「ヒナがこれだけ
離れた位置にいると
母鳥も見張りが
大変そうですよね」
その後しばらく3羽目を
探した我々でしたが
それらしい姿はどこにもなく。
「そういえば君はあの
3年前にヒナ4羽が
とまっていた木の枝に
その後手を入れたんだよな。
あれじゃないか、お気に入りの
木がなくなったから母鳥も
混乱しちゃっているんじゃないか」
「でも多少嵩(かさ)は減りましたけど
あの『木』自体は残っていますよ。
そりゃ確かに木の見た目は
ずいぶんすっきり
しちゃいましたけど・・・
あ、妻ちゃん、3羽目発見です」
3羽目は件の木の
この冬に夫が切り倒した幹と
残した枝の間に
ちょこんと座っていました。
「しかし本当に母鳥はどこだ」
「これ、もともとの巣は
どこだったんでしょうね?
3羽が3羽、かなり
好き勝手な方向に
巣立ってしまった感じですよね?」
東京駅で言うと
前回はヒナがそろって
丸ビル前に集合していたのが、
今年は1羽が丸の内口を、
もう1羽が八重洲口を、
最後の1羽は
有楽町駅を目指しちゃった、
くらいの離れっぷりなんです。
母鳥が育児放棄を
してしまったとしても
その気持ちが
わからないではない
2020年の
フクロウ子供なのです。
明日もフクロウ話
(写真付き)です
ホーウホウ!
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