夫は不倫相手との関係をフェードアウトしている|別れた様子だけど女に対処するべきか | 夫、妻の不倫、浮気、夫婦問題カウンセリング|河野匡利

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夫、妻の浮気、不倫を解決するカウンセラー。
離婚を回避し夫婦関係を再構築したいあなたへ。

「夫のLINEを覗いたら、不倫相手の女をかわしているように見える」


「まだ完全に別れた様子でないけど、以前とは違う。このまま女に慰謝料請求などの対処をせずに放っておいていいのか」

 

夫の不倫が発覚し、二人の関係がなんとなく終わりに向かっている(フェードアウトしている)気配を感じたとき、「本当に終わったの?」「今すぐ女へ白黒つけるべき?」と、歯がゆさと疑心暗鬼で胸が張り裂けそうになっていると思います。

 

いつも私のブログでは、水面下に潜らせないために「女に対しては(基本的には)最後に対処すること」を推奨していますし、その見解は多くの方に対して私は変えません。

 

しかし、あえて重要な「もう一つの真実」を言います。

 

「夫が女との関係をフェードアウトさせようとしている段階なら、今は女へすぐに行動を起こしたり、念のためにと今対処する必要はありません。

 

フェードアウトの段階は手を出さないほうがよい。今すぐに余計なことはしないほうがよい」

 

そういうケースもあるということを、知っていただきたいのです。

 

 

不倫が妻にばれて女と別れると必死に訴えてる夫

 

夫が女を「フェードアウト」させている時の行動

夫が「不倫を終わらせよう、女を切ろう」としている時、彼らはドラマのように「今日限りで終わりだ!」とバッサリ切るようなことはしません。

 

なぜなら、「不倫相手の女を逆撫でして爆発させないよう、距離を置くことに必死になっているから」です。

 

突然連絡を断ち切るという過激な方法をとらず、徐々に連絡を減らして女に諦めさせよう(フェードアウトさせよう)と必死にコントロールしているのです。

 

女からの連絡に対してそっけない態度をとる、

自分からは連絡しない、

理由をつけて会おうとしない。

 

こうした夫の言動や態度、LINE(メール)や音声のやり取りを確認できている場合、それは「もう夫は終わらせようとしている」と確信していい状況です。

夫はそんな演技をさすがに器用に続けることはできません。

 

 

「俺だって頑張っているんだ!」とキレる夫の焦燥感

実際、私の相談室であった実例を紹介します。

 

妻に不倫がバレた夫は、「彼女には本気じゃない。ただの遊びだった。でも彼女にも彼女なりの立場(都合)がある。

別れるから少し待って欲しい」と言いました。


妻からすれば、今すぐキッパリと「別れた!」と言わない夫の態度が歯がゆくてたまりません。

そうやって時間を稼いで、ずるずる関係を続けるのではないかと疑心暗鬼になります。

 

しかし、夫のLINEを覗き見ると、女から「会いたい、元気かな?どうしたの?」などとメッセージが来ても、夫からの返信は明らかに遅い。

 

「仕事で忙しくて」「ちょっと体調が悪くて」と、軽くかわしている様子ははっきりと窺えます。

 

でも、夫の口から女へはっきりと「別れ話」を切り出している様子はありません。

だから、女からは相変わらずおめでたい連絡が届く。

 

そんな生殺しのような状況に耐えかねた妻は、夫に向かって「彼女とはどうなったの? 本当に別れたの? まだ続いているんでしょ!」と問い詰めてしまいました。

 

すると、夫はこう怒りを爆発させたのです。


「俺だって頑張っているんだ!!」と。

 

 

なぜ不倫の終わりには「フェードアウト期間」が必要なのか、心理学の視点から解説

妻からすれば「今すぐ別れるのが筋!」ですよね。

 

でも不倫夫たちの脳と心のメカニズムは、こうです。

 

「不倫関係が完全に終わるまでには、心理学的な離脱症状(禁断症状)を抜くための『フェードアウトの期間』がどうしても必要です」

 

不倫は、強烈な刺激(スリルや快楽)を得られる劇薬です。それに依存していた状態でした。

 

「やめなきゃいけない、家族が大切だ」と分かっていても、脳が強烈なドーパミンを欲して拒絶反応を起こします。

酒、たばこ、ギャンブル、ゲームなどに依存する人もそう。

 

この依存状態から脳のホルモンバランスが正常に戻り、不倫のファンタジーから覚めるまでには、アルコールの禁断症状と同じように「数ヶ月以上の時間の引き算(フェードアウトの期間)」がどうしても生じてしまうのです。

 

さらに夫には、「女を失う恐怖」だけでなく、「女の人生を狂わせてしまうのではないか、大騒ぎされて自分の立場が危なくなるのではないか」という恐怖や、女への歪んだ罪悪感(保身)もあります。

 

だからこそ、私のカウンセリング理論でも、「夫が女を刺激しないように必死に徐々に距離を置いている(フェードアウトさせている)段階で、妻が感情的に女を叩きに行ってはいけない」と指導しています。

 

ここで妻が女を刺激すると、女が意固地になって夫にすがりつき、夫の脳の禁断症状に再び火がついて、関係が逆戻り(再燃)してしまうリスクがあるからです。

 

 

起きていない未来を恐れず、自分を信じて実践し続ける

もし、皆様の今の状況がこの実例のように「夫が女からの連絡を必死にかわしている状態」にまで至っているのなら、その結果になったことは非常にポジティブ(前進)です。

 

なぜなら、多くの場合、「先に妻が自己改善を頑張ったから」です。

 

夫が妻にして欲しかったこと、家庭に求めていたものを正しく理解し、素敵なあなたに戻って頑張った。

 

その結果として、夫の脳がツボにはまり、女の価値を失わせたのです。

ここまで耐えて頑張ってきた自分自身を、たくさん褒めてあげてくださいね。

 

不倫があれほどまでに盛り上がるのは、妻に隠れてコソコソと行う「秘密(スリル)」というスパイスがあるからです。

 

しかし、今や不倫は妻に完全にバレ、

「秘密の関係」ではなくなり、ここまでオープンになった不倫は、彼らにとってのスリルや高揚感、性的刺激を喪失させます。

 

魔法が解けた二人の関係は、あなたが想像しているよりも、裏ではぜんぜん冷め切っているのです。

 

だからこそ、夫は女からの連絡をかわし、フェードアウトしようとしています。

 

「でも河野さん、夫婦仲が良くなったにもかかわらず、水面下で続いているケースも多いですよね?」という不安の声が、今にも聞こえてきそうです。

もちろん、私もブログでいつもそう言っています(苦笑)。

 

しかし、もう大丈夫だろうと確信できる度合い(状況)は確実にあります。


だから、「もしまた女と繋がったら……」「ずっと別れなかったら」などと、まだ起きていない未来を勝手に想像して不安の沼に落ちてはいけません。

 

「もしそうなったら、その時はもう一度あの女を徹底的に対処してやるだけだ!」と、ハラを括って決めておけばいいのです。

 

自分の感情をコントロールし、刺激の消えた不倫が自滅していくのを横目に、自分を信じて、凛とした姿勢を実践し続けるのみです。

大人の余裕を持って、泥沼の終わりを静かに見届けてやりましょう。