どもっ。

結婚相談所は
最後の手段ではありません。

最初の手段なんです。

結婚相談所ココハナの所長、
でっかいおっさんです。

 

 

前回の続き

 

 

 

ココハナでZoom面談を担当した妹からは、

 

「真面目で礼儀正しい方やったで」

 

という報告を受けました。

 

そして、

お相手に希望する条件を伺うと、

 

 

・年収400万円以上

・正社員

・親とは別に暮らしている

・学歴は気にしない

・子どもが欲しい

・共働き希望

一通り希望条件を話したあと、

里奈さんは何気なく、こうおっしゃいました。

「普通の人がいいんです。」

 

 

 

実はこの言葉。

 

結婚相談所では、

本当によく耳にします。

「普通の人がいいです。」

「普通に働いている人で。」

「普通の家庭を築きたいだけなんです。」

 

 

皆さん、

本当に悪気なくおっしゃいます。

それを聞くたびに、

おっさんは毎回こう思います。

 

 

 

普通って、人によって全然違うねん。

 

 

例えば年収。

 

 

里奈さんは400万円以上を

希望されているけど

 

 

日本全体で見れば、

決して夢のような年収ではありません。

 

 

「普通じゃないですか?」

 

 

そう思われる方も多いでしょう。

 

 

 

でも、

婚活になると話は少し変わります。

 

35歳前後。

 

独身。

 

正社員。

 

年収400万円以上。

 

 

親とは別に暮らしている。

 

さらに結婚願望があって、

結婚相談所に登録している。

ここまで条件を重ねると、

 

 

対象となる男性は

少しずつ絞られていきます。

一つひとつは普通。

 

 

 

 

その「普通」を何個も重ねると、

 

 

決して少なくない条件になります。

 

これは男性側も同じです。

 

 

「20代がいい。」

「優しい人。」

「料理ができる。」

「共働き希望。」

「子ども好き。」

 

一つずつ聞けば普通です。

 

でも全部そろう人となると、

 

出会える人数は一気に少なくなります。

 

 

 

婚活では、

条件は足し算ではありません。

掛け算です。

 

 

一つ条件を増やすたびに、

 

出会える人数は少しずつ減っていきます。

 

もちろん、

希望条件を持つことは悪いことではありません。

 

 

自分がパートナーと、

どんな人生を送りたいのか。

それを考えることは、とても大切です。

 

 

でも、

「これは絶対に譲れない条件なのか。」

それとも、

「できればあったら嬉しい条件なのか。」

 

この二つは分けて考えた方が、

婚活はずっと進みやすくなります。

 

 

この日の面談で妹は、

 

 

あえて「普通」という言葉については

何も話さなかったそうです。

 

 

いきなり否定されても、

人は素直に受け入れられません。

それよりも、

まずは里奈さんが、

どんな人生を望んでいるのか。

どんな結婚生活を送りたいのか。

そこを知ることの方が大切だと思ったからです。

 

 

この時は、

まだ誰も気付いていませんでした。

里奈さんの婚活を変えるのは、

年収でも、プロフィールでもなく、

この「普通」という二文字だったことを。

 

数か月後。

里奈さん自身が、

「あのとき陽子さんが言っていた意味が分かりました。」

 

そう笑って話してくれる日が来るのでした。

 

 

つづく

 

 

 

 

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