
どもっ。
結婚相談所ココハナの
でっかいおっさんです。
太田君の話も
たまってきたので
続編も書きたいのですが
もうちょいまってね!
前回
里奈さんが語った
「普通の人がいいんです。」
という言葉についてお話しましたが
その続き
Zoom面談中。
妹が里奈さんにお聞きしました。
「ちなみに、年収400万円以上を
希望される理由を教えていただいてもいいですか?」
里奈さんは
少し考えてから答えました。
「高望みしているつもりはないんです。」
「私も働きますし
共働きを希望しています。」
「だから年収1,000万円とか800万円とか、
そんなことは全然考えていません」
「400万円なら普通かなって。」
妹は、
うなずきながら
続けて聞きます。
「どうして400万円なんでしょう?」
里奈さんは
「特に深い理由はないんです。」
「なんとなく安心できるかなと思って。」
「生活できそうですし」
実は、この
なんとなく
という言葉も、
婚活では本当によく出てきます。
年収400万円。
身長170cm。
大卒。
一人暮らし。
こうした条件には、
実は明確な
理由がないことも少なくない。
なんとなく。
みんなそう言っているから。
友達もそう言っていたから。
SNSで見たから。
気付かないうちに、
自分の中の「普通」が出来上がっているんです。
妹は里奈さんに、
こんな質問をしたそうです。
「もし年収380万円で、とても優しい男性がいたらどうですか?」
里奈さんは、
「うーん……。」
少し考え込みます。
「たぶん、お会いすると思います。」
「じゃあ350万円だったら?」
「その人によります。」
「300万円だったら?」
「それは、ちょっと厳しいかなぁ」
答えが止まりました。
妹は穏やかに伝えました。
「今、正解を探さなくて大丈夫ですよ。」
「私たちが知りたいのは、条件じゃなくて、
里奈さんがどんな結婚生活を送りたいかなんです。」
この言葉に、
里奈さんは少し驚いたようです。
それまで里奈さんは、
条件を伝えることが婚活だと思っていました。
でも、本当に大切なのは、
どんな人と
どんな毎日を送りたいのか。
そのイメージだと
妹に言われたからです。
条件は、
その生活を実現するための
一つの材料でしかありません。
面談が終わったあと、
妹からこんな報告がありました。
「里奈さん、すごく真面目やったわ~」
「だからこそ、婚活を通してすごく伸びるでアレは!」
真面目な人は、
変化するまで時間はかかるけれど
一度納得すると、とても強い。
ただ……
里奈さんは、この時まだ気付いていませんでした。
本当の壁は、
希望条件ではなく、
自分自身の考え方だったということに。
つづく
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