ニーハオ!台北人です。
「鶯歌(インガー)陶瓷博物館」に出没。
新北市立鶯歌陶瓷博物館。
台湾陶器の博物館です。
[新北市立鶯歌陶瓷博物館]
239218新北市鶯歌區南靖里文化路200號
まずは裏側から建築物をじっくり陶器堪能します。
なかなか素敵な外観なのです。
回廊のような渡り廊下がありました。
台湾を代表する陶磁器の聖地、新北市にある「鶯歌(インガー)陶瓷博物館」について解説いたします。
この博物館は、単なる展示施設ではなく、台湾の陶磁器産業の歴史、芸術性、そして未来を繋ぐ非常に重要な拠点です。
中の展示物です。
こちらはパイナップル模様の火鉢です。
可愛いわぁ。
ダブルハッピーのスツール。
お茶器セット。
肉叩きでは無くて
陶器に模様をつける道具。
神様へのお供えセット。
下の青いお碗は朝陽珈琲でも販売しています。
今はあるけど,いつ無くなるかはわかりません。
お菓子の型。
昔の食器棚。
あーこういうのも,朝陽珈琲にあります。
鶯歌陶器の特徴のピンク色。
壁に台湾独特の陶器が展示。
海老皿も展示されていました。
あれもある!
これもある!
って朝陽珈琲の古物は,博物館級だわ!
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マジョリカタイルの展示。
コンディションはあまり良く無かったです。
朝陽珈琲に置いているマジョリカタイルの方がきれいでした。
これも朝陽珈琲にあるわ〜。
買い間違ったのですが。
かなり大きくてびっくりしました。
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こういう台湾レトロな器大好き。
台湾人のお友達からは,
「変わってる」と言われましたが。
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台湾人にとってはおばあちゃんのお家にあった食器という感じですね。
地下にはカフェもありました。
ギフトショップ。
このクッキーがかわいいと思ったのよ。
鶯歌だから,鶯の形。
さて,鶯歌陶器の歴史などについて。
1. 歴史:産業の街から芸術の拠点へ
鶯歌は、約200年前から陶土と燃料(木材や石炭)が豊富だったことから、台湾最大の陶磁器生産地として栄えてきました。
かつては食器やタイル、衛生陶器などの実用的な製品が主流でしたが、時代の変遷とともに工芸品や芸術品へとその価値をシフトさせていきました。
鶯歌陶瓷博物館は、2000年に開館しました。
その設立目的は、鶯歌の陶磁器文化を保存・継承するだけでなく、台湾全体の陶磁器芸術を世界に発信することにあります。
台湾初の陶磁器専門の公立博物館として、地域の産業遺産を文化資源へと昇華させた象徴的な存在です。
2. 建築:光と素材が融合する「うつわ」
この博物館の建築は、台湾の著名な建築家、姚仁喜(クリス・ヤオ)氏によって設計されました。
建築そのものが一つの優れた作品として高く評価されています。
素材の対比:主な素材は「打ち放しコンクリート」「鉄」「ガラス」です。
無機質な素材を組み合わせることで、展示される陶磁器の温かみや質感、色彩を最大限に引き立てる設計になっています。
空(くう)」の空間:館内は非常に開放的で、高さのある吹き抜けが特徴です。
これは、建築家が「建築は陶磁器を盛り付ける器(うつわ)である」という哲学に基づき、過度な装飾を排して光と影の演出を重視した結果です。
光の演出:ガラス張りの壁面から差し込む自然光は、時間帯によって表情を変え、陶磁器の立体感や釉薬(うわぐすり)の輝きをより美しく見せます。
3. 展示物の特徴:伝統から現代、そして未来へ
展示は大きく分けて「常設展示」「企画展示」「陶芸公園」の3つの要素で構成されています。
常設展示(台湾陶磁器の歩み):
台湾の先住民族による土器から、清代・日本統治時代の変遷、そして現代の産業発展に至るまでを系統立てて紹介しています。
特に、かつての蛇窯(じゃがま)の模型や、職人の道具、初期の輸出用タイルのコレクションなどは、技術史としても非常に貴重です。
企画展示と国際陶磁ビエンナーレ:
この博物館を世界的に有名にしているのが「台湾国際陶磁ビエンナーレ」です。
世界中の現代陶芸家による革新的、あるいは前衛的な作品が集結します。
ここでは、陶磁器という素材がいかに自由で、彫刻やインスタレーションとしての可能性を秘めているかを実感できます。
陶芸公園(屋外展示):
博物館の背後には広大な「陶セラミックパーク(陶瓷公園)」が広がっています。
ここでは巨大な陶磁器のオブジェが自然の中に配置されており、触れたり遊んだりできる「生きた展示」が楽しめます。
また、実際に窯に火を灯すデモンストレーションも行われることがあります。
もし足を運ばれる際は、ぜひ「光と釉薬の関係」に注目してください。
多くの博物館は作品保護のために暗い部屋でスポットライトを使いますが、ここは自然光が差し込むエリアがあります。
自然光の下で見る青磁の深みや、結晶釉の輝きは、職人が工房で作っていた時の本来の表情に近いものです。
また、館内のミュージアムショップも必見です。
新進気鋭の台湾作家の作品が並んでおり、現在の台湾陶芸の「熱量」を肌で感じることができるでしょう。
鶯歌陶瓷博物館は、過去を懐かしむ場所ではなく、陶磁器という古いメディアが現代においていかに進化し続けているかを確認できる、極めてダイナミックな場所です。
皆様も機会がありましたら,鶯歌の博物館へどうぞ!
それでは、また。
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