自分でも普段からいろいろなものを食べていると思っていますが、まさかこんな凄いローストビーフをいただくとは夢にも思っておりませんでした。ホテルだからこその料理、ホテルだからこそのスケールのあるサービスを堪能させていただきました。
サイ・イエングアンリサイタル
至福の晩餐会
仙台国際ホテルは4月より宴会場が復活しました。復活に先駆けて「至福の晩餐会」が行われました。「至福の晩餐会」は2008年〜2017年まで世界的に有名なソプラノ歌手のサイ・イエングアン(崔岩光)さんのリサイタルと共に開催されていた人気イベントです。仙台国際ホテルでは、宴会場の再会であれば、やはりサイさんのリサイタルのついた名物となっていた「至福の晩餐会」を復活せねばという思いで今回実施。39,000円のチケット150枚は即完売。待ちわびていた方も多かったことがわかります。
「至福の晩餐会」はリサイタルの前にホールでアペリティフ。会場に到着すると挨拶がわりにシャンパンが渡されると気分も高揚しますね。
シェリー酒は、べネンシアドールにより振る舞われます。なかなか見ることができないので、素敵な趣向ですね。
カナッペも豪華。どれも美味しそうですね。でもリサイタルの後に食事があるから食べすぎないように注意しないと。控えめに2つほどいただきました。
サイ・イエングアンさんのリサイタルのスタートです。サイさんは中国大連出身のソプラノ歌手ですが、中国はもとより世界的に高く評価されている世界の歌姫。
今回はオペラはもとより、早春賦や庭の千草などの私たちに親しみのある歌や、オンブラ・マイ・フやトゥーランドットなどを披露いただきました。
野口育男総支配人からは、今回の自家製キャビアの取り組みの経緯などのお話もしてくださいました。たくさんのホテルを担当されている野口総支配人ですが、系列ホテルで着手したキャビアを食べて自家製作りのヒントを得たそうです。そしてコロナ禍でもフォアグラや天然うなぎなどを入れた2人で10万円のお取り寄せを作られたそうで、そこに入れたのは国産キャビア。沈んでいる中でも素晴らしい料理は心を豊かし人々を喜ばせることができると、常にゲストに喜んでもらいたいと願っているホテルマンの発想でキャビア作りに着手されたんだとか。
乾杯は仙台国際ホテルの伝統であるシャンパンサーベルで。晩餐会のスタートです。
乾杯の挨拶と共にサイさんが入場し、また素敵な歌声を披露してくださいました。リサイタルだけでなく、美しいソプラノを聴きながら、シャンパーニュをいただく贅沢。
まさに、至高の晩餐会にぴったりなスタートですね。
キャビアに合わせて、ジョセフ・ペリエ、伯楽星の純米大吟醸、スミノフ・ウオッカが用意されていました。ご自身でキャビアに合わせるスタイルです。
10種のメニューの中に至福の晩餐会のメニューはこちら。キャビアの文字が4つも!!!しかもドリンクも付いていて、39000円はかなりお得。リピーターが多いと聞きましたが、これは納得の内容ですね。
▼お料理の様子はリールにまとめています▼
今回の晩餐会では全て主役級の演出が満載でしたが、なんといっても目玉は
仙台国際ホテルの自家製キャビアでしょう。
仙台国際ホテルをはじめとして東武グループのホテルやレストランで今年から始めたエポックな試みです。キャビアを自家製にすることで塩分濃度なども調整でき、また大きなイベントなどに合わせて熟成も調整できる魅惑の輝き。実は開催の1ヶ月前にキャビア作りの様子を取材させていただきました。その様子はこちらの記事で▼
自家製キャビア軍艦巻き
キャビアに焦点に当てた時、どのように食べたいか。ひとつの答えが軍艦巻きだったとか。宮城県登米産のつや姫は、粘りも少なく上品なお米。これを七ヶ浜産の焼き海苔で巻いて、たっぷりのキャビアを乗せる。もちろんキャビアには塩分がありますので醤油はいりません。磯の香り、そして山わさびのアクセントでいただきました。
蕪と海りの幸、自家製キャビアのハーモニー
今度はキャビアをストレートに味わう演出。キャビアって塩っぱいってイメージじゃないですか?だからブリニなどと共に食べることが多いですが、今回は貝のスプーンに乗せたキャビアをストレートに味わえる塩分濃度。1ヶ月程熟成させたキャビアは出来立てのハリのある食感とはまた違いほろっと柔らかく、口の中で溶けるようでした。
キャビアに合わせたのはサラダ蕪のブランマンジェです。ここにはサラダ蕪のスライスをヴェールのように纏わせて。上には海の幸が乗り蕪の優しい甘味にしっかりした旨味が加わります。ソースは蕪、フランボワーズ、バジルやイタリアンパセリにアンチョビを加えたイタリアンソースなどで華やかに。アマランサスやナスタチウムなども添えられ、口の中で軽い刺激が踊って楽しい。
自家製キャビアに中華料理の歴史と多彩を添えて
フランス料理のオーでブルの後は中華のオードブルを楽しませていただきました。
ここにもキャビアを使った料理が炸裂。生湯葉はチュウニャン(もち米を米殻で発酵させた調味料)塩で味付けし、ピータンを加えています。リンゴの甘い香りや紅芯大根の食感も食べていて楽しい。そして何よりここにもキャビア。まじ豪華すぎます。
おひょぉ〜。ヒラメのサボイキャベツ巻きにもキャビアが添えられ豪華極まりないですね。ヒラメは青山椒と労酒でつけて昆布〆としっかり手を加え作っていました。
作りたて伝統仕立てコンソメスープ
コンソメと上湯の食べ比べなんていう楽しい試みもありました。これは料理人ではなく確実に料理好きな人が考えたメニュー構成だと思います。だって普段は洋食と中華のスープの飲み比べなんてできないですもんね。フードコートじゃあるまいし。コンソメは仙台国際ホテルの秘伝で牛肉ぎゅーっと濃厚なものではなく、香味野菜の味わいもしっかり引き出しています。最後にシェリー酒で香りづけ。ホテルによってコンソメの味わいは少しずつ違いますが、素直に美味しいと飲めるコンソメだと思います。
至高・上湯スープの共演
上湯に使うのはもちろん金華ハムです。これもゴージャスなスープといえます。干し貝柱の味わいが濃厚で、ここにナツメや朝鮮人参など滋養が取れる食材が加わります。コンソとはまた違う味わいで楽しい趣向でした。
気仙沼産フカヒレ その粋を晩餐会仕立てで
そして仙台といえば世界に誇るフカヒレの産地気仙沼があります。仙台で中華料理をいただくならば確実に食べたい一品を豪華な仕立てでいただきました。左はフカヒレの手びれを上湯で煮たものです。とろとろに煮込まれていますが、自家製の発酵唐辛子パオラージャンで味付けされ爽やかな辛さがあります。右はヨシキリサメの尾びれでしっかりした繊維を。旨味のアクセントはエビの卵を干して作ったジャーズーです。仙台国際ホテルでは、調味料などもかなり自家製が多く、手抜きない料理がいただけますが、こういう土壌があってこその自家製キャビアの誕生。納得です。
えっ!何これ!!
額縁に肉が吊り下げられています!!
骨を外すと思いきや。中から立派なヒレ肉が登場しました。オーブンで焼いたそうですが、この巨大な肉が焼けるオーブンがあるのはホテルならではですね。
取り出したフィレ肉を目の前でカット。みなさんその凄さゆえ、写真を撮りにきていました。お肉って通常は周りがこんがり焼けているじゃないですか。でも見ての通り、蒸し焼きみたいになっているわけですよ。
仙台国際ホテルは美食ホテルと言われていたホテルですから、凄腕料理人もたくさん抱えています。コロナで宴会場が閉鎖されていたのは本当に残念なことでしたが、やはりこういう腕を持つシェフが輝く場を絶やしてはいけないと改めて思いました。
カットしたお肉は一斉に盛り付けです。ゲストの前でやるわけですから。フォーメーションを組み素早く料理を盛り付ける様子も素晴らしいですね。
特撰仙台黒毛和牛骨付きローストビーフ
熱々のポテトグラタンは、テーブルを周り盛り付けてくださいました。
見た目からもお分かりかと思いますが、食べた瞬間、うひゃっという感じでした。この仙台黒毛和牛はこの晩餐会のために一頭買いしたそうです。ホルモ注射などを打たず育った良質なお肉は、食べた瞬間から体の中に自然に入っていく美味しさです。舌に雑味が引っかからないんですよ。約5時間ほどと言っていましたが、火を入れたお肉の芯の部分を食べているわけですから、しっとりと火入れもされ極上です。グレービーソースやヴィオレマスタードなどがついていましたが、お肉が美味しすぎて、私は半分くらい何もつけずに食べちゃいました。これはなかなか食べられない代物であるという思いと、同時に初めて食べた美味しさに感動でした!!
もものすけのアイスクリームと自家製キャビアのデュエット
アヴァンデセールにもキャビア!!本当に喬はキャビア尽くしですね。しかも野菜の優しい味わいだからこのキャビアのマッチング。嬉しすぎる〜。スライスしたもものすけのチップも添えられています。野菜の産地まで行き、生産者さんと直接やり取りすることで、朝採れの野菜を入れてもらったり、情報交換したりと、ホテルでは珍しいと思うんですが、そんな地域との交流を常にすることでより料理を輝かせています。
炎の演出 フレーズジュビレ
そしてホテルの女性陣たちによるフレーズジュビレです。音楽に合わせてノリノリで。
やはり炎の演出はワクワクしますね。見応えたっぷり。
そして驚いたことに、レモンの皮を剥きながらの会場練り歩き、ゲストのみなさんも手拍子で大盛り上がりでした。
最後は、またステージに戻り仕上げるという素晴らしい技術を見せてくれました。あれ、ちょっと待って。確か「至福の晩餐会」は39000円でしたよね。ドリンクもついているんですよ。めっちゃ破格じゃないですか!?実はこちら、ホテルマンのスキル向上をも目的としたイベントでもあるため、このための教育費などはホテルが負担し、料金には一才含まれていないんです。加えて、普段は体験できないサービスや料理などもいただけるとあり、だからとてもお得。即完売だったのは、当然イベントの復活を待ちわびた体験済みの方達であり、この価格のお得さに納得しお財布を開く価値のわかる方達が同時にこのホテルのファンに多いからではないでしょうか。
▼インスタグラムで炎の演出をリールで紹介しています▼
お愉しみアマゾンカカオのデザートはフレーズジュビレで。
チョコレートが溶ける様子はす動画でお愉しみくださいませ🍓
アマゾンカカオでケースを作りそこにあたたかな🍓のソースをかけて仕上げます。
中には、ミルクジェラート、アマゾンカカオのアイスクリーム、マスカルポーネのアイスクリームとバランス感抜群。朝摘みのイチゴが入り爽やかな酸味も。
仙台国際ホテルオリジナルブレンドティー「杜の馨」
「杜の馨」は、ダージリンセカンドフラッシュや緑茶がベースとなりここにマリーゴールドなどをブレンディングした爽やかな紅茶で、まさに仙台の杜の都のイメージ。
最後はホテルのシェフたちやサービスの方々が一同に並んでご挨拶を。凄い数の方達がこのイベントのために動員され、そして磨いた技を見せてくださいました。
最後は篠田副総支配人からのご挨拶がぁり、ご本人も感極まった感じ心に沁みるご挨拶でしたが、会場のみなさんが心熱くなる瞬間だったにちがいありません。
美食ホテルの宴会場にふさわしい、素晴らしいイベントの復活になりました!!
この勢いに乗って、仙台国際ホテルでは様々なイベントを計画しているとか。晩餐会と同様、大規模なイベントは9月18日(祝)の「古典落語と小粋なディナーの夕べ」を企画されているそうです。三遊亭竜楽さんは4年ぶりに復活です!!コロナも終息し、息を吹き返した「仙台国際ホテル」。挑戦は続きます!!
▼宿泊はこちらから▼
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宮城県仙台市青葉区中央4-6-1
022-268-1111







































