去年のヒンメリと、今年のヒンメリ。
並べてみると、こんなにも色が違うんだと改めて気づきました。
去年のものは、やわらかなベージュ。
時間をかけて乾いた、穏やかな色。
今年は、まだ青さの残るグリーン。
みずみずしくて、少し力強い印象です。
ワイルドオーツの茎は、切り取ったその瞬間から少しずつ変化していく。
その“途中の色”もまた、美しいなと思います。
今年は、いつもよりもたくさん重ねて。
ピラミッドの層を増やしていくと、形にリズムが出て、
光の入り方も変わってきます。
庭の中で揺れる姿は軽やかで、
窓辺では少し静かに、影を落とす。
同じ形でも、色や重なりでこんなに印象が変わるのが、
ヒンメリの面白いところ。
季節と一緒に、少しずつ色が抜けていくのも楽しみにしながら、
今年のかたちをしばらく眺めていたいと思います。



