夫は不倫恋愛のままでよかったのに別居、離婚に至ってしまう夫婦 | 夫、妻の不倫、浮気、夫婦問題カウンセリング|河野匡利

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夫、妻の浮気、不倫を解決するカウンセラー。
離婚を回避し夫婦関係を再構築したいあなたへ。

「別居するほどのことだったのか」


「離婚までするほどのことだったのか」

 

不倫が原因で離婚の危機に陥ったとき、不倫夫のなかには本気でそう思っている人たちがいます。

 

じゃあ「あなたは何で不倫したのか」

「不倫で夫婦が破壊したばかりでなく、不倫をやめて夫婦を一からやり直すチャンスがあったのに、それでも不倫をやめなかったのはあなた」

ですよね。

 

「家庭を壊すつもりなんてなかった。」と言い訳するけど、妻にバレてもめにもめたのに、それでもやめなかったのは誰か。

 

結果、望んでいなかったはずの「別居」や「離婚」へと突き進んでしまう。

 

今回は、離婚する気なんてなかった不倫夫たちが、なぜ自ら自滅の道をたどって別居や離婚に至ってしまうのか。

 

「2つの具体的事例」をあげ解説します。

 

 

夫の不倫のことで話し合う妻と夫

 

不倫の慰藉料を支払った女を裏切れない夫

40代の相談者様の事例です。

夫の不倫が発覚して修羅場になり、妻は何とかこの不倫関係を終わらせようと、弁護士をたてて不倫相手の女に慰謝料請求を行いました。

 

女は言い逃れをせず、提示された高額の慰謝料をきっちりと支払いました。

 

ここでよくあるのが「裏で夫がお金を工面してあげる」というパターンですが、今回のケースは違いました。

夫にはそんな大金を工面する余裕などなく、女が自分の身銭を切って支払ったのです。

 

結局そこまで妻に叩かれたことで、荷物をまとめて出ていき別居になってしまったのです。


別居してからは夫婦間で揉めることはなくなり、関係は落ち着きました。

しかし妻が「そろそろ戻ってきたら?」と打診しても、夫が家に戻ってくる様子は一切ありません。

 

確証はないけど不倫関係は続いているはず。

だからと言って離婚を言ってくることもありません。

なぜか。

夫からすれば、女に慰謝料まで支払わせた手前、女を裏切ってそそくさと家に戻ることなど、男のプライド(お花畑の義理)が許さないのです。

 

夫の脳内では「そこまで俺は彼女に愛されていた。そこまでして俺を必要としてくれている。そんな人を裏切るわけにはいかない。」と美化されているのです。

 

女への身勝手な義理立てのせいで、自ら別居の泥沼にハマり続けている典型的な不倫夫です。

 

 

「彼女(不倫相手)とはやっぱり別れられない」と言い張る夫に、妻の限界

2つ目は、50代の妻の事例です。

 

「離婚したくない、別居もしたくない」という不倫夫でした。

 

妻が何度か本気モードで離婚を迫ったとき(後)の夫の言動、態度で明白でした。


夫は妻に対して気を使い、夫婦でのお出かけや旅行なども誘ってくるし、妻が誘えば嬉しそうに乗ってくるような状態でした。

 

さらに、不倫相手の女も「奥さんと別れて!」と迫るような略奪系ではありませんでした。

「一緒になるかどうかは、あなたがちゃんと離婚してから考えましょう」というスタンス。

 

二人は一緒になることがゴールでない不倫関係でした。

 

しかし、不倫が続いている現実に、妻の心がもう限界でした。

 

妻はある程度の期間、自分の感情を一生懸命コントロールして夫に向き合ってきましたが、もう精神が持ちません。

 

ついに妻が「女と別れるのか、それとも離婚か」と、0か100かの決断を夫に迫ったところ、夫は「どうしてそんなに急がせるのか。離婚? 離婚したくない!」と言うばかり。

思わず張り倒したくなるような甘えた態度ですよね。

 

それに、「妻のことは好き」とさえ言います。

でも、「彼女とはやっぱり別れられない」とも言っている。

 

そんな夫に、妻はもう無理、もう限界。

最後通告しても、結局、夫は目の前のぬるま湯の恋愛をどうしても手放せませんでした。

 

妻が「私はもう離婚でいい。決めました」と突き放したことで、夫は「妻がそこまで言うなら仕方がない……」と、しぶしぶ離婚を受け入れたのです。

 

 

結婚したい相手でもない女のために離婚を選択するまともじゃない夫の不倫脳

 

離婚するしないを話し合っている不倫夫と妻

 


なんだかんだ言っても、女の執着も強くなり、無言のプレッシャーは強くなります。

 

夫は夫で、女に対して「悪い男になりたくない」という格好つけたいプライドがあり、何より女といて楽しいから、別れることなんて考えたくないのです。

 

妻のことが嫌いなわけでも、離婚したいわけでもない。
「このまま(不倫恋愛のまま)でいいのに……」が、彼らのあまりにも身勝手な本音です。

 

だから決断を急ぎません。

妻が焦っても結論を何とかして先送りしようと躍起になります。

 

妻が「離婚だ!」と騒いでも、「なんでそんなことで離婚なんだ」としゃあしゃあとほざく夫たちがいるのです。


たとえ女に「本当に離婚する気あるの?」と責められれば、「そんなすぐに離婚できるわけないだろう」と言い訳を言うしかない。

「愛しているのはあなただけだよ」と、女を落ち着かせる愛の言葉だけは口先巧みに吐き散らす。

 

妻と女の狭間で都合よく迷走した結末が、哀れな「別居」であり、望んでいなかった「離婚」なのです。

 

妻を嫌いになったわけでもないのに。
妻と離婚をしたくないのに。
奥さん(配偶者)としては、妻がいいと思っているくせに。
「不倫相手は結婚するような相手ではない」と感じているくせに。

 

ただ目の前の女を恋愛相手として手放したくない思いと、女への義理や罪悪感、そして男のプライドで、別居や離婚の選択をする。

不倫夫にとって、妻と不倫相手の女は「比較対象」ではなく、自分の心の中で区別している「別々の欲求」なのです。

 

「両方とも手放したくない」が本音であり、

「妻のことが好きで、奥さんには妻がいい」と思っていながら女に溺れるのは、「二つの矛盾した欲求を同時に満たしたい」という究極の幼児、甘ったれの極致です。

 

ほんと情けないほど浅はかな大バカ者です。

でも、これまでこんな不倫夫に対して毅然と立ち向かい、最終的に見捨てた妻の決断は間違っていません。

 

ここまで相当に苦しまされた分、これからは夫の歪んだ甘えに関わらなくて済むし、自分自身の本当の幸せな人生を堂々と歩んでいけるのだから。