妻に不倫がバレた後、夫たちの態度は様々です。
「不倫なんてしていない」と頑なに認めない夫もいれば、
「彼女と別れる」と言った夫もいれば、
「過去の話で、もう別れた」と嘘をつく夫もいます。
その後、同じ屋根の下でただの同居人のように冷え切る夫婦もいれば、普通に会話やお出かけをする夫婦もいますし、スキンシップの有無も夫婦それぞれです。
しかし、どんな状態であれ、妻の疑いは晴れませんから、ふとした瞬間に夫を突っついたり、きつい言葉を浴びせて衝突を繰り返してしまう。
そして妻はこう思います。
「そもそも不倫したのは夫。夫が勝手にやったんだから、夫のせいだ、夫が悪い!」と。
確かにその通りです。
いくら夫婦に不満があったとしても、不倫に走ったのは夫の責任です。
しかし、不倫に走ったのは夫ですが、その不倫を本当に終わらせたいのであれば、妻に必要な視点の転換(考え方)」があるのです。
不倫した夫の思い
夫は、不倫がいけないことだということは分かっています。
しかし、その罪悪感を少しでも和らげるために、ハラの中で自分の不倫を正当化します。
「妻のこういうところが無理だった。俺だって言いたいことは山ほどあるんだけど」と、満たされなかった不満を言い訳にして、自分の殻にこもってしまう。
だからこそ、妻がいくら正論をぶつけても、夫の耳には届かない(見えない・聞こえない)状態になる。
妻は妻で「私だって言いたいことは山ほどある!」と言い返したくなるでしょう。
お互いの主張が平行線をたどり、もうどっちもどっちの状態なのかもしれません。
ここで多くの妻は、こう思いがちです。
「夫がこんなに強気なのは裏に女がいるからだ。女さえ排除できれば、夫も正気になって元に戻るはずだ」と。
確かに、女がいなくなれば普通に戻る夫はいますから、その考えが間違っているわけではありません。
私もブログで「不倫相手への行動は必要」と言ってきました。
しかし、不倫問題はそんなに単純ではありません。
たとえ女を排除できたとしても、「妻が今までの妻のままであれば、夫婦関係はうまくいかない」という現実を、もう少し謙虚に、真摯に受け止めて欲しいのです。
「不倫相手の排除」だけでは解決しない
不倫したことは夫が悪いです。
しかし、その渦中で、夫が妻に対してどう思っていたか、何を言いたかったかは夫の自由です。
夫の心の中でも、日々葛藤はあったはずです。
「俺は女と別れない」と意固地になる日もあれば、「もうこんな関係は終わりにしたほうがいい」と悩む日もあったでしょう。
数週間、あるいは数ヶ月間、頭の中でその迷いが出ては消えを繰り返してきた夫たちもいます。
そして最終的に、夫はハラの中でこう思ったりする。
「やっぱりダメだ。妻は妻で、俺の気持ちを全く分かってくれない……」
これは、妻が「不倫をやめない夫は私の気持ちを全く分かってくれない」と感じているのと、同じ状態なのです。
この「夫の思い、言い分」を、妻がいったんくみ取ってみて、夫婦の環境を改善しようという意識を持たなければ、いくら表面的な女の排除(慰謝料請求など)に動いても、傷を深くするだけです。
夫がキレて家を飛び出したり、今まで以上に強硬に離婚を迫ってきたり、あるいは「絶対彼女と別れるものか」と意固地になって水面下に潜るだけ。
「不倫した夫にそこまで気遣いするなんて嫌だ!」と拒絶していては、不倫問題の解決は難航します。
「行動を起こしたけれど、不倫が終わっていない」
「行動したことで、逆に火に油を注いでしまった」
この状態で相談されてくる方は実際多い。
それが長年この問題に携わってきた何よりの証拠です。
そんな最悪の事態になるのは、不倫の解消という問題を、ただの表面的な力技だけで終わらせようとしているからです。
(もちろんそうじゃない方もたくさんいます)
浮気は浮気でケジメをつけさせますが、それと同時に、夫の心の中の絶望にもう少しだけ耳を傾けてあげ、「この人は何を言っているのか」「この人の主張は理解できないんだけど」と却下せず、いったん受け入れてみる努力をしてください。
妻自身も夫婦、家庭の居心地を変えていく意識を持つことです。
この2つのアプローチが揃って、不倫問題は解決に向けて前進するはずです。
焦らず、まずは現状を正しく見つめ直すことから始めていきましょう。
私はいつでも、あなたの味方です。
不倫の終わらせ方も、夫婦関係の再構築も、やりかた、順序、そしてタイミングがあります。
夫(妻)の不倫問題を紐解き、解決へ導くための具体的な戦略と、カウンセリングの詳しいご案内は以下の公式ホームページで解説しています。
一人で悩まず、頼ってください。
