いけだいけみです。
流されやすく計画性がなくあきらめが早く、日々適当に生きるアラサー女です。

30歳目前で5年勤めた会社をなんとなく辞めて無職に。
そのときのことを中心にゆるっと漫画など描いていこうと思います。


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お知らせです。

昨日になりますが、マイナビニュースのサイトでご当地あるあるの1コマ漫画<第14回>が更新されました。

<第14回>は北海道あるあるです。
日本列島あるあるツアー第14回「北海道の七夕はちょっとコワい!?」

あるある14_北海道


これは全然知らなかった!
仮装はしてないけどほんとにハロウィンっぽい。

地域中全部の家を回るんでしょうか?

引っ越して来て何も知らなかったりしたら、突然子どもが集まって歌い出されて何が起きたのかと思いますね…



今日のおまけは七夕&ハロウィンつながりの思い出話でも…

私が通っていた大学で、毎年恒例の七夕ダンスパーティーという怪しい?イベントに参加したときの話です。このイベント、七夕なのに何故かみんな仮装することになってたんです。
七夕で仮装なんて今回のネタとのつながりバッチリ?じゃないですか!(笑)

大学2年の夏、私と友人は初めて仮装パーティーに参加することにしました。
(ダンスパーティーといっても飲み食いするだけで踊りはしませんでした。踊ってる人もいたけど。)

全部漫画にする時間がないので文章多めです、すみません…



なんの仮装をするかという話になり、当時宝塚に傾倒していた友人が「宝塚でベルばらっぽい仮装がしたい」と言い出した。
私はなんでもよかったので友人の意見を採用し、宝塚でベルばらでフランス革命な感じの仮装を目指すことになった。

友人は男役・私は女役ということで、手始めに金髪のウィッグを探した。

マリー・アントワネットのようなてっぺんもサイドも盛り盛りの金髪頭が理想だった。

しかしウィッグは案外高かった。

ディテールにこだわりだすとさらに高くなるので、私はドンキホーテのパーティーグッズで妥協することにした。


七夕_ヅラ



ウィッグを買った時点で貧乏学生の予算は尽きた。

私と友人は服はお金をかけずに調達することにした。
男役の友人は手持ちの白シャツにそれっぽく布を縫い付けると宣言したが、女役ドレスの手作りは不可能と思われたので、私は別の友人を頼ることにした。

当時バリバリのゴスロリファッションをしていた友人がおり、彼女ならドレスっぽい服の1枚や2枚持っているのではないかと思われたのだ。

私は友人に「ドレス貸して」と頼んだ。

友人は「ドレスはないけどロングワンピースでよければ貸せる。ただしピンクハウス系しかないがそれでもいいか」と聞いた。

ピンクハウスをよく知らなかった私には友人が何を念押ししているのかわからなかったが、ヒラヒラのロングワンピースを着れば宝塚でベルばらでフランス革命な感じになるだろうと単純に思った。そして他に選択肢もないのでピンクハウスを承諾した。





貸してもらったワンピースはウサギ柄だった。


七夕_服




こうしてウィッグと服を準備した私と友人は当日を迎える。


髪も、服も揃った。

残る問題は… 化粧である。


この頃私はアイメイクというものをほとんどしたことがなかった。
しかしそこは宝塚、目がスッピンなんてことが許されるはずがない。断じてない。

私は人生初のアイライナーとつけまつげに手を出した。


片思いの相手のためでもなく、

憧れの芸能人に似せるためでもなく、

マリー・アントワネットになるために。


恐る恐るアイラインを引く私に友人が言った。


「いけみ、あかんで。全然あかんで。もっと濃く・太く・はっきり描かな。化粧すると思ったらあかんねん。顔はキャンバスやで。塗るんや。まぶたを。


そう語る友人の目は、すでにまぶたの半分が黒く塗りつぶされていた。

女役スターとして負けるわけにはいかない。
私は覚悟を決めた。



そうして20分後、化粧は完成した。

もともと涼しげな目元をしていた友人の目は、アイライナーで漆黒に塗りつぶされ、白目を探すのが困難な状態になっていた。


七夕_友人






一方アイメイク初心者の私は「アイラインを下まぶたにも引く」という概念がなく、「上まぶたはがっつり塗りつぶしたのに下まぶたにはラインすらなし」という斬新な引き算メイクをやらかし、『ものすごく濃いのに致命的に何かが足りない』という奇跡の残念メイクを完成させた。


七夕_自分






小さな妥協が積み重なって最終的にかなりズレが出てきている気がしたが、今更引き返すわけにもいかない。
赤と白のバラの造花を一輪ずつ持って、私と友人はパーティーに出掛けることにした。

友人は服に合わせて革靴を履いていたが、足元まで考えが及ばなかった私はちょうどいい靴がなく、スニーカーよりはマシだろうと思ってサンダルを履いた。



宝塚でベルばらでフランス革命の完成である。





七夕_全身




ここまでの準備は私の家で行われていたのだが、私の家から大学までは飲食チェーン店が立ち並ぶ国道を通って10分程歩かなければならなかった。

私と友人は歩いた。

西日が降り注ぐ夕方の国道を。


そうだ、起すんだ。革命を。






七夕_会話


国道を走る車に乗った女性が、複雑な表情でこちらを2度見した顔が今でも忘れられない。








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