えめ時間のお正月へタイムスリップして。

ではでは久しぶりに。






えのきと元日になって5分過ぎたところで、
「初詣に行こう~」っと、二人で家を出た。
神社は沢山の人たちが並んでいて、
お参りできるかな?なんて思いながら、
並んだのに、あっさり20分くらいでお参り出来て、
えのきと
「こんなにアッサリできたのも初めてだよね・・」
っと言いながら、おみくじ売り場に向かった。


_が。

お参りするよりも長い行列ができているんじゃないかと
思うほど並んでいて、
えのきと
「今日は辞めておこう。またお参りにくるし」
っと言って、並ぶのを辞めた。

参道の裏手をゆっくり歩きながら、
「来るときより冷え込んだよね。」
っと言うと、
えのきは
「一気に風が冷たくなったね。」
っと言い、続けて、
「もう何年元日をゆっくり過ごしてないだろう・・・」
っと言った。

そうなのだ。
朝が来たら、えのきは出張へ行くのだ。

「何年こんな感じかな~」っとふたりで考えながら、
「盆暮れ正月一切なしだね」っと笑って
帰って来た。











えのきから、えめの一番大きなキャリーケースを
収納庫から出してもらって、ルンルン気分で
荷造りをしたのは大晦日だった。


元日の朝6時に、昨晩下ごしらえしておいたお雑煮を
作って、えのきに食べさせて、えのきの出張を見送った。
これで我が家のお正月はおしまいだって思いながら
テレビをつけて観たけど、
えめにとっては「おしまいのお正月」がそこにはあって、
テレビを消した。

普通の日のように、洗濯して掃除して、勉強して
朝のお雑煮のお餅なしを食べて元日が終わった。






翌日。

ワンコロをペットホテルに預けに行って、
「ホテル暮らしを楽しんでね。みんなと仲良くするんだよ。」
っとワンコに言った。
ワンコも何度も預けられているから、
「わかったよ~」っと言っているかのような目をしていた。
「よろしくお願いします。」っとスタッフさんにお願いして
家に帰って来た。

忘れ物がないかと、戸締りしたか、冷蔵庫の中身は
何にもないかを確認して、
リビングから、玄関にキャリーケースを運ぼうと思って、
キャリーケースを持った。



大きなキャリーケースには魔法にかかっていた。




ルンルン&ワクワクして、何から何まで詰め込んだが故、
えめ一人では玄関に運べる重さじゃなくなっていた。

一層のこと、このキャリーケースを階段の上から
転がすか?っと考えたが、
えのきの「えめ!! 何やってるんだっ!!」って
声がどこからか聴こえそうで、
「もぉーーーーーーーーーーーっ!!」っと
大声を張り上げて、キャリーケースを持ち上げて、
階段から転がり落ちそうになりながら、
どっちが先に1階についたのかわからないくらいの速さで
階段を駆け下りた。

これからこれをコロコロ。。。
っと、フゥっと溜め息をひとつついて、
またリビングへ戻った。

用意したコートを着て、ポケットには携帯電話を入れた。

よし!出よう!!っと、玄関へ向かうと、
コートのポケットから、携帯が鳴り響いた。
電話に出た途端、オカンから「何時に着くの?」っと
言われ、
「あぁ、今から出るから、あと○時間後かな。」
っというと、
おかんは、
「気を付けてね。」っと言い、
「うん。」っと言って電話を切った。

タイミングがいいんだか、悪いんだか・・・

あれほど、『駅に着いて切符を買ってから、
到着時間を連絡するね。』っと前もって伝えても、
ソワソワ&ワクワクが先だったんだな。


いつもオカンから電話が来るたびに
渡辺え○さんの東京ガ○のCM 
(家族の絆「母とは」)を思い出してしまう。
(リンクできなかったの。ごめんね。)

見るたびに、息子じゃないのに、感情移入して泣いてしまう。
(もしよかったら、覗いて観てね^^)

うちのオカンなんて、「チーハン」どころじゃすまないなって
毎回毎回 思いながら、
玄関の扉を開けて、キャリーケースを外に出したが、
また階段。
たった2段の階段でまたくじけた。


一呼吸のし直しから仕切り直しして。
キャリーケースの手持ちを伸ばして、
コロコロしたら、3歩でくじけた。

重たい。重たすぎる。何入れたんだ。この重さは・・・
なんで、こんなときにえのきがいないんだ・・・
えのきはいつもこんな重たいのを持っていたのか・・・
申し訳なかったな・・・
っと、えのきのありがたさに気づいて、
感謝どころかまたくじけた。

3つくらい深呼吸をして、
晴天の中を「このコロコロは重たくないのよ」って顔して、
颯爽とコロコロしたけど、10歩でくじけた。
やっぱり重たい。

「コイツ 本当に重たいんだよー」っていう顔をしながら
コロコロして、駅に着いて切符を買って、オカンに連絡して。
「○時○○分に着くよ。」っと伝えると、
オカンもホットしたように
「迎えに行くからねっ!新年会へも送って行くし」っと。
「前もって出発時間が決まらなくてごめんね。」っと謝ると
「そんなの、いつもアナタは決まってないんだから!」
っと言われ、
「あはは」っと笑ってごまかして
電話を切った。


あれこれ頼まれたお土産を駅でも買い込み、
重たいキャリーケースに、お土産を持ち、
帰る前にいろんな人たちに
「寒いから<寒いから!<寒いんだから!!
ヒートテッ○を着てこい」っと言われて、
年末に買い込んだヒートテッ○が
まだほんの出だしで本領発揮してくれて、汗だくに・・・

ホームに着いた時には、もうヘロヘロ。
500mlのウーロン茶を一気に流し込んむハメになった。

チャプンチャプンとしたお腹と、
くじけるばかりのキャリーケースをコロコロして、
新幹線が来るのをホームで待った。

お正月に新幹線に乗るのが久し振りで
新幹線と新幹線のチュッチュッがあって
「やっと・・・やっと・・・号数増やしたのねっ!!!」
っと、新しい発見をしたり。
何度・・・立ち乗りしたっけかな・・・っと、
満員ギュウギュウで切なくなった、ちょっと昔を思い出したり・・・


新幹線に乗り込んだら、重たいキャリーケースを
持ち上げて、くじけそうになったけど、
「あぁ~ 筋肉ついたなぁ~」って実感したりもした。

やっと席に着いた時には、全部脱いでやろうかと思ったね。
そして、新幹線の窓から、
お日様を見ていたら新幹線が動き出して。
まだ夕焼けには時間があったけど、
少しずつ夕焼けに近づいていきそうな、そんな時間の
お日様をこんな形で見れることが嬉しかった。










「そういえば、今日の新年会は何時からだっけ?」
っと、幹事さんが送ってくれたメールを見たら、
『1月3日(土) ○時~ △△△』っと書いてあり、
「あれ?今日って何日だっけ?」っと、
携帯の電源を入れ直してトップ画面にしたら
『1月2日(金)』っと表示してあって。






フライングしちゃったんだな。






1日早く新年会へ出席しようとしてたことに
笑いが込み上げてきて、笑った。

隣の人の頭に「?」が浮かんでいたのも
見えたけれど、笑った。



やっぱり新年早々、あたしにはドジ神様がついていた。
















つづく