いまこの人が好きだ!ヤマちゃん編

ヤマちゃんと私は同じ歳です。
しかし彼は級は1つ上です。
18年前、会社で同僚でした。
ヤマちゃんは新入社員入社でしたが、1年ダブったらしく23歳で入社。
一見して、「あくがない」、「うそを付かなそう」、「生徒会系」で悪く無い。風体は「小柄で痩せて、線が細いタイプ」で主義主張が見えにくそうな人物である。(いまはドランクドラゴンの鈴木にクリソツ)
私はその主義主張が見えにくいところが気になった。
いや、実はヤマちゃんは「気」を出していたのかもしれない。
それでその時、新入社員が5人居たがヤマちゃんと毎晩のごとく飲みに行った。
話をしていくと、この男「とんでもない」人物だっだ。
なかかな口を割らなかったが学生時代に、放浪で1年間「中国~中東シルクロード」の旅をしていたのだ。まったく中国語がしゃべれないので汽車の切符や食べ物を買うのに苦労したとか、チョモランマを観たさに山へ行き遭難して地元の人の家で介抱してもらったとか、香港で○麻らしき物を吸ったとか、親には一切連絡をしなかったので死んだと思われていたとか、良い・悪いは別にして「スケールがデカイくておもろい!」。その後、九州宮崎の御池や地元でキャンプをしたり、流れ川に飲みに行ったり、遊びは充実していましたが、仕事の内容に満足出来ずヤマちゃんは1年で会社を辞めてしまったのです。理由やこの先の事はあまり聞きませんでした。ただ、「この1年、濃かった」と去っていきました。「去るものは追わず」でこの後、数年間は音信不通になりました。

私が沖縄県石垣島の、とある現場に10ヶ月いたときにヤマちゃんから突然電話が掛かって来て「いま、何しよるん」と言ったので「こっちが何しよるんじゃ、じゃ」と言って連絡先を聞きました。
住所は関東?横浜?仕事は都市計画?ふるさと創生事業?「わけの分からん仕事をしよる」とか。
「無給」、「だまされた」で苦労の連続らしい。なんとなく連絡したとの事で電話を切るが、いかにもヤマちゃんらしかった・・・。

数年後「いま、岩国の基地に居る」との連絡が・・・

                                     つづく