皆さま、こんにちは!
前回のブログで名鉄広見線・明智駅の訪問記をUPしました。
前回のブログもチェックくださいませ。
広見線の中間駅である明智駅ですが
実は平成13年まで名鉄八百津(やおつ)線が分岐してました。
鉄道ファンの間では有名な話ですよね。
八百津線の列車が発着していた明智駅の1番線ホームです。
八百津線は昭和3年に電化路線として開通。
ところが晩年は
閑散路線であったことから電化設備が撤去され、
大手私鉄では珍しいレールバスが運行されてたのです。
下は「くりでんミュージアム」で保存中の
くりはら田園鉄道KD12ですが
元は八百津線で活躍していた名鉄キハ10形の同形車、
名鉄三河線用のキハ16でしたよ。
八百津線で活躍したキハ15も同所で保存中でした。
平成13年に廃止されてから25年が経過しました八百津線…
面影が消えたと思ったらとんでもない!
廃線跡が今でもわかるカタチで残されているのです。
下はグーグルマップのスクショですが
明智駅から伸びる廃線跡がハッキリと見えますよね。
明智駅まで来たせっかくの機会です。
可児川を渡る手前までのわずかな区間ですが
八百津線の廃線跡を眺めてきました。
その前に…
大正9年に広見線(当時は東濃鉄道)の開通により開業した明智駅。
駅舎は開業当時からあるモノらしいですよ。
重厚な造りが堪りませんねぇ。
駅舎の壁面に注目です。
駅便(駅の便所)に向かう通路に面した壁面に
列車の入場を知らせる装置が置かれてました。
手作り感満載のこの装置、
八百津線の列車の到着を知らせる「八百」のサインが
今も残されてましたっけ。
駅舎の裏側の画像もUPしておきます。
話を八百津線の廃線跡に戻します。
まずは八百津線と広見線の分岐点に移動しました。
奥に見えるのが明智駅の旅客ホームで
手前側に弧を描きながら伸びる緑地帯が
八百津線の廃線跡です。
ここでは赤い矢印の先に注目。
廃線跡に架線柱が残されているのがわかりますよね。
八百津線の電化設備は昭和60年までに撤去されましたが
40年以上も前に使われなくなった架線柱が
今も残されてました。
廃線跡に沿って歩きます。
八百津線は明智駅を出ると大きくカーブし
可児川に架かる鉄橋方向に向きを変えてました。
手前に見えるコンクリート製の基礎は
信号機箱?のモノらしいです。
廃線跡はこの先で可児川を渡るために高度が上昇。
築堤に姿を変えました。
同じ場所をズームアップ!
築堤はこの先にある可児川を越えるために
更に高度を上げます。
可児川の手前に3カ所ある鉄橋の2つ目でした。
この先、廃線跡は私有地に囲まれますので
沿道を先回りしましょう。
晩年はレールバスがトコトコ走っていた八百津線ですが
電化時代はパノラマカーも臨時ながら運行されていたとか。
この築堤の上を名鉄パノラマカーが走り抜けてただなんて…
どなたかタイムマシーンを製品化してくれませんかね?
この鉄橋跡の先(画像の左側)が
可児川橋梁(現在は撤去済)が架けられていた場所です。
可児川を越えた先にも八百津線の廃線跡は伸びてますが
今回はここまで。
駅跡だとわかるスポットも数多くあるそうですので
八百津線の廃線跡は機会を見て再訪したいと思います。
この後は広見線の電車に乗るために
明智駅に戻りました。
下は明智駅の東側にある踏切かた見た景色ですけど
画像の中央辺りに石積みのホームっぽいモノと…
その向かい側にもホームの遺構らしきモノがありましたよ。
そこで国土地理院のサイトに掲載中の
昭和22年撮影の航空写真をチェックしたところ、
明智駅の構内から外れたこの場所に
留置中の無蓋車らしき貨車が写ってました。
ここで思い出したのが
戦前〜終戦直後まで名鉄線で行われていた糞尿輸送です。
広見線で糞尿輸送が行われていた記録はありませんが
専用貨車が用意された本格的な運用でないにしろ、
これに近い貨物輸送が
広見線でも行われていたのではないでしょうかね?
同じ日に撮影された駅舎周辺の写真です。
こちらは令和5年に廃止された3番線ホームの上に建つ
ホーム上屋の画像でした。
昭和22年撮影の航空写真に上屋が写ってないということは
古いモノではないのかもしれません。
最後は明智駅を発車する電車の画像で〆ます。
明智駅から大勢の高校生が電車に乗車していたので
広見線は安泰だと思いましたが
まさか令和9年度末の廃止が決まろうとは…
廃止が決まった広見線の末端区間は
貴重な木造駅舎やら廃線跡やらが豊富にあります。
駅好きな同志の皆さん、
廃止前に見ないと絶対に後悔しますからね☆
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