皆さま、おばんです!
ついにというか…三江線の廃止が決定してしまいましたね。
廃止日は再来年の4月1日、3月31日が列車の最終運行日です。
江の川の絶景が列車の車窓から楽しめるのは残り1年半のみ、
来年の桜シーズンは、沿線はさぞ激混みになることでしょう。
三江線と言えば、個人的なおススメは無人駅に残る木造駅舎。
今晩は魅力的な木造駅舎が残る、こちらの駅の訪問記をいっちゃいますよ。
三江線・石見川越(いわみかわごえ)駅です!
昭和5年に江津駅‐川戸駅間が開通した三江線ですが、
翌年の昭和6年には石見川越駅まで延伸、
昭和9年に石見川本駅に延伸するまでは当駅が終着駅でしたの。
3年半も終着駅だったので、駅周辺はちょっとした町かと思いきや、
数軒の民家と郵便局、
それと道路挟んだ向かい側にパーマ屋さんがあるだけでした。
パーマ屋さんの奥には江の川の堤防が見えますが、
昭和47年の島根豪雨ではここも氾濫、
石見川越駅にも、襲った洪水の水位を示すラインが記されておりましたよ。
パーマ屋さん、この日は大丈夫だったのかしら?
それと昭和6年の駅舎建立を示す建物財産標も。
石見川越駅は開業時の駅舎が残る駅なのでした。
最近じゃ、男鹿線の脇本駅や紀勢本線・和佐駅、鹿児島本線・松橋駅、等々…
全国各地で木造駅舎が姿を消しております。
戦前に建立された石見川越駅の駅舎、貴重な物件だと思いますが。
こちらは駅舎内、有人駅時代の出札窓口が残ってましたよ。
駅舎の内壁は見ての通り、化粧板が一面に貼られており、
国鉄時代にあった荷物の受け渡し窓口は潰されておりました。
よって、現在ある出札窓口も国鉄時代のものではいノンオリジナル。
石見川越駅はJRに移行してから改装工事が施されたようですね。
普段は辺りから「空気が読めない」と言われる自分ですけど、
駅舎に関する洞察レベルは高いと自負してましたよ。
駅舎からホームに入る、その前に…
石見川越駅には開業当時から姿を変えていない建物があるのでした。
ここに来たら、これを見なきゃ損ですぜ!
レトロな駅便(駅の便所)なり~!
見てくさい、もとい、くださいよ、柱に貼られている建物財産標を。
日付は昭和6年5月、駅舎の財産標と一緒ですね。
石見川越駅の開業日は昭和6年5月20日だから、
竣工年=開業年ってことかな?
便器はオリジナルではなくて、多分TOTOとかその手のお品。
思わず「ウルトラの母」と呼びそうになる、ステキなお便器でしたよ。
最後は石見川越駅の単式ホームで〆。
ホーム東端にあるY字ポイント(両開き分岐器)跡を見て、
ここがかつて、列車が行き違いが出来た
相対式ホーム2面2線構造だとわかった人は大正解です。
列車の交換設備は、昭和50年代半ばには廃止されていたようですけど、
草むらの中で廃止されたホームを発見!
単式ホームのど真ん中には、
2本のホームを結んでいた構内踏切の遺構もありましたよ。
ここでそっと目を瞑ります。
すると、目の前には貨物列車と気動車列車がすれ違う情景が。
それを見守る駅員さん、
そして列車から降りる大勢のお客さんの姿が見えてきました。
嗚呼、なんて素晴らしい光景でしょう、駅ファンのイマジネーションに万歳!
…などと冗談めいたことを書いちゃいましたが、
石見川越駅は間違いなく、昔懐かしい情景が楽しめる駅でした。
江の川の対岸には古刹・甘南備時もありますので、観光の立ち寄りにもぜひ!
↑(江津駅方面)
江津本町駅(平成28年6月15日)
千金駅(平成28年6月15日)
川平駅(平成28年6月15日)
川戸駅(平成28年6月15日)
田津駅(平成28年6月15日)
石見川越駅(平成28年6月15日)
鹿賀駅(平成28年6月15日)
因原駅(平成28年6月15日)
石見川本駅(平成28年6月15日)
木路原駅(平成28年6月15日)
竹駅(平成28年6月15日)
乙原駅(平成28年6月15日)
石見簗瀬駅(平成28年6月15日)
明塚駅(平成28年6月15日)
粕淵駅(平成28年6月15日)
浜原駅(平成28年6月15日)
沢谷駅(平成28年6月15日)
潮駅(平成28年6月15日)
石見松原駅(平成28年6月15日)
石見都賀駅(平成28年6月15日)
宇津井駅(平成28年6月15日)
伊賀和志駅(平成28年6月15日)
口羽駅(平成28年6月15日)
江平駅(平成28年6月15日)
作木口駅(平成28年6月15日)
香淀駅(平成28年6月15日)
式敷駅(平成28年6月15日)
信木駅(平成28年6月15日)
所木駅(平成28年6月15日)
船佐駅(平成28年6月15日)
長谷駅(平成28年6月15日)
粟屋駅(平成28年6月15日)
尾関山駅(平成28年6月15日)
↓(三次駅方面)















