皆さま、こんにちは!

ラベンダー畑やスキー場で全国に名が知れ渡っている富良野市。
その中心にあるのが根室本線の富良野駅です。
1日に1,500人近くもの方が列車を利用する観光拠点ですが、
その隣りにあるのに、乗車客数が1人/日にも満たない駅があるらしい。
そんな駅に先月行ってきましたよ。

到着したのは午後4時半でした。
それにしても、この時刻なのにこんなに真っ暗だとは…
さすが北の大地・北海道ですね。
f11075/根室本線・島ノ下駅

駅の手前側には小さな集落があります。
街灯はあるものの、どの家も明かりが灯っていないというか…
人気が感じられません。
無人の集落ではないと思いますけど。
f11074/根室本線・島ノ下駅

ここから先、未舗装の道路を下ったところに駅があるようです。
ふむふむ、この先は勾配がきつく、
冬の時期になるとタイヤがスタックするので車両は進入禁止みたい。
駅まではちょっと長いですが、
車を停めて駅まで歩いて行くことにしました。
f11070/根室本線・島ノ下駅

思った以上に駅が遠く、歩いている最中も陽が暮れてゆきます。
f11071/根室本線・島ノ下駅

駅に到着~!
f11072/根室本線・島ノ下駅
根室本線・島ノ下(しまのした)駅でした!
ここが噂の、利用客が1日に1人にも満たない駅ですか。
本線上にある駅ながら、普通列車の一部が通過するために
停車する列車本数は上下合わせて15本だそうですよ。

駅舎の隣りには廃コンテナ倉庫がありました。
f11073/根室本線・島ノ下駅
ほほぅ、既に廃形式になっている19Bですね。
これって確か輸入品が多い形式で塗装が悪く、
ピンクに変色したものだらけだったはず。
末尾にRがつくからリニューアル工事が施されたヤツか…って、
コンテナ眺めている場合じゃないわ!
見に来たのはえ・き!陽が暮れる前に駅をしっかりと見てこなきゃ。

こちらが島ノ下駅の駅舎内です。
f11076/根室本線・島ノ下駅
駅舎は根室本線の平岸駅や上芦別駅、野花南駅と同じ仕様。

昭和50年代半ばに建て替えされた駅舎ですが、
島ノ下駅は昭和57年に無人駅化されておりますので、
この出札窓口が実際に使用されていたモノか否かはわかりませんでした。
f11077/根室本線・島ノ下駅

うわぁ、駅ノートがある!
またけいおん!ファンの仕業か!?
f11078/根室本線・島ノ下駅

裏返ししてみましたが、極々普通のチャック付きカバーでした。
f11079/根室本線・島ノ下駅
「K-ON!」の文字があるんじゃないかってワクワクしちゃった自分。
けいおん!ファンの術中にハマったのか?

島ノ下駅は相対式ホーム2面2線構造。
2本のホームは千鳥状に配置されております。
f1107c/根室本線・島ノ下駅
f1107a/根室本線・島ノ下駅

こちらは富良野駅方面行の下り線ホームです。
f1107b/根室本線・島ノ下駅
2本のホームが駅舎に背を向けるユニークな配置は
お隣りの野花南駅でも見られますが、
他ではなかなか見ることが出来ません。
駅舎正面に防雪林が植樹されておりますので、
冬場の雪対策なのかもしれませんね。

そしてこちらが駅舎側にある上り線ホームです。
f1107d/根室本線・島ノ下駅

駅名標の野花南駅の部分がシール貼りされているのは、
平成3年まで西側には滝里駅があったためです。
f1107f/根室本線・島ノ下駅
島ノ下駅、滝里駅ともに大正2年に開業した駅ですが、
滝里ダム建設に際し、
平成3年に野花南駅-島ノ下駅間はルート変更され滝里駅は廃止。
駅跡地は現在、滝里ダムのダム底にあるのでした。
島ノ下駅と野花南駅の駅間が長い(13,9キロ)のには、
そんな理由があったんですね。

この名所看板を見て存在を疑っちゃいましたけど、
島ノ下温泉は現在も大盛況中なようですよ。
f1107e/根室本線・島ノ下駅
宿泊施設も備える島ノ下温泉「ラベンダーふらの」
島ノ下駅から1キロ位置にあるようですけど、
アクセスには富良野駅を発着するバスの利用を推奨しているみたい。
この看板を見たら、温泉に向かうワクワク感が削げちゃいそうですし、
その方がいいのかもしれません。

乗降客数の少ない駅の廃止が進行中のJR北海道。
島ノ下駅には今後もがんばってほしいですね。

それにしても、乗車客数0人/日の駅の存在価値って一体…


訪問駅リスト(JR線)
根室本線

↑(滝川駅方面)
東滝川駅
赤平駅
茂尻駅
平岸駅
芦別駅
上芦別駅
野花南駅
島ノ下駅(平成27年10月21日)
富良野駅
布部駅
山部駅
下金山駅
金山駅
東鹿越駅
幾寅駅
落合駅
新得駅
↓(根室駅方面)


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