やら




やら





やら・・・いろいろ困ったじいさんではあるが、



一番、困るのは、家族外の人に迷惑を掛けることである。





先日、私が三男の高校の懇談会で家を留守にしている

最中に事件が起こった。



マナーモードにしていた携帯が何度も鳴るので

おかしいなと思っていたんだけど。


懇談会が終わって、携帯を見たら





二男からの電話だった。


懇談会だということはわかってるはずなのに

と、折り返し電話をすると、

ワンコールで彼が出た。


開口一番

「じいさんと乱闘した。」


「ほえ?」


びっくりこきまろ


彼の話によるとこういうことだった。



じいさんは、電話をかけていた。


それを、聞くとはなしに聞いていた二男。


話の内容から、

じいさんは、地方紙の編集部にかけていて、

どうやら、自分が投稿した記事が採用されない

ことにハラを立てて電話していたらしい。




あのじいさんたちの部屋を掃除すると


ワープロ原稿が、無数に散らばっている。

電話が趣味のじいさんは、ワープロも趣味。


しかし、そこにある内容はほとんど意味不明。


どんな文章を投稿したのかはわからないが

まず採用されるとは思われない。


しかし、じいさんにはどんなことを言っても通用

しないもの。





かなり長いことモメていたようだ。

編集部の人も困り果てていただろう。


二男も見るに見かねて

何度も注意するが聞く耳を持たないじいさん。


とうとう

と、電話機を取り上げた。


すると

                おひさしぶり~

フセイン登場




おそいかかるじじごん。


が、悲しいかな、二男にとってはヨタヨタのじいさん



相手になるものでもなかったが・・・。


このままでは、じいさんを反対にケガさせかねないと

思った二男。



急いで、自分の部屋に駆け込んだ。




「そしたらさぁ、じじい、オレの部屋の鍵、

ぶっこわしやがった。」


と、以上のような顛末だった。


「で、今はどうなってるの?」

と聞くと

「別に。じいさんとは顔合わせておらん。」

「とにかくほっといて、すぐ帰るから。」


三男の高校から家までは1時間以上かかる。

心配しながら、急いで帰った。


二男は既にどこかに出掛けており、じいさんも

幸い平静になっていた。



これも認知症から来る症状なのか。

自分を否定されると、爆発し、瞬間的に手に負えなくなる。


こうなってしまったら、周りの人間はとにかくその場を

離れるのが得策のようだ。

今回、二男の行動は正しかったと思う。


私たち、家族は事情を知っているから対処も出来るが、

他人には、理解は難しいだろう。


どうしたもんだろう。

一度、専門家に相談して来ようと思う。