坦々麺が食べたくなり『老四川 飄香 麻布十番本店』へ。

中華料理人として、多くのメディアにも出演されている

井桁良樹氏は、四川の伝統的中華料理を今に伝える料理人です。

古来からの調理法を本場で学んでいる

井桁氏の作る料理は恐らく

「日本であまり食べたことのない四川料理」。

伝統的な四川料理の調理法を駆使し

本場成都の老四川にも負けない中華料理が味わえる貴重なお店です。

 

 

 

内装は、宋代の成都のレストランをモチーフにしたとのこと。

私たちがイメージする、グレードの高い中国家屋の世界が広がります。

この写真をも見ていただければ説明は不要かと思われますが、

お店に足を踏み入れると、中国をイメージする竹が迎えてくれ、

一気に中華料理の世界にワープしたかのような気分に浸れます。

 

 

自家製酸梅湯

まずは、夏の疲れた体にぴったりのドリンクをいただきました。

中国や台湾で暑気払いとしてよく飲まれているそうで

皇帝の夏バテ治療薬として使われていたそうです。

烏梅という青梅を燻製し、真っ黒な梅と数種の生薬や食材を

煮出して作った胃腸を冷やさないドリンクだとか。

 

烏梅、洛神花、烏棗、天草、山楂、桂皮などが入っています。

私はスモーキーな山楂ジュースという

味わいが強かったような気がしました。

独特の味わいなのですが、なんだかクセになりそうなドリンクでした。

 

 

ランチは以下の4種類。

贅沢なランチコースから軽く食べられる

定食のようなランチまで幅広くあります。

六本木や麻布界隈の高級住宅街も隣接するエリアなだけに

お客様にはいかにもリッチ・・・

と思う方もたくさんいらっしゃいましたが

みなさんゆったりとランチを楽しんでいらっしゃるのが印象的でした。

 

目的は担々麺。1700円の担々麺をメインとするAセットをいただきました。

前菜4種、四川豆花、四川ピクルス、そしてスープが付きます。

 

 

前菜4種は、大分冠地鶏のよだれ鶏、

きゅうりと生姜の中国醤油の甘酢漬け、

ベビーリーフと板春雨のマスタード、蓮根と干し梅でした。

 

 

四川豆花は自家製で滑らかなお豆腐。

お豆腐の風味も豊か。

 

乳酸発酵させた大根とキャベツは

軽い酸味がありました。

 

 

そして登場したのが担々麺。

中国成都では、約100年前、陳包包と呼ばれる屋台引きが

棒を肩に担ぎながら、材料を両脇に乗せてソバを売っていた

ことからその名が付いた料理です。

 

 

飄香では、烏骨鶏のゆで卵付き。

全体をよく混ぜて、肉味噌を麺に満遍なく絡めていただきました。

担々麺といえば、私たちがよく食べる担々麺は芝麻醤とラー油

そして山椒の入ったスープの中に入ったいわゆる"汁あり"担々麺ですが

本場では陳包包が広めた汁のない和え麺のようになっています。

また味も辛いが前面に押し出されるものでなく、香辛料の香りが力強く香ってくるもの。

食べた後、四川山椒のシャープな刺激が体に程よく伝わり

体が不思議と軽くなるような感じさえしました。

これは、四川山椒の力だけでなく、

化学調味料を使っていないため、すっと体に取り込まれてこともあるかと思います。

 

 

そして、ほんのりと舌に残る辛さを中和してくれるかのような

冬瓜、牛肉、豆の入ったスープが添えられていました。

 

 

ジャジャジャーん。

実は担々麺が食べたくなり、ランチの予約をしたのですが

直近だったこともあり、いつも満席。

やっと訪問できたので、リッチにマンゴー大福までつけてしまいました。

 

これ、牛ひの中にマンゴープリンとココナッツミルクの

プリン、そしてミントが入っていて

かなりリッチな味わいです。

マンゴーはしっかり酸味も感られ、とってもフルーティーなんです。

かなり人気だとのことですが、うなづけるデザートでした。

 

 

隣の人が食べていた肉団子も美味しそうだったし
甘長唐辛子の回鍋肉も食べたいなぁ〜。

 

井桁シェフの老四川料理はかなり奥が深い。

シャープな刺激にかなり体が蘇った感じさえしたので

今度ゆっくりディナーでお伺いし

いろいろなお料理を食べてみたいと思います。

 

 

 

老四川 飄香 麻布十番本店

東京都港区麻布十番1丁目3−8 Fプラザ B1F

050-3134-5664

月曜日、第1.3火曜日定休日